コロナ禍の暗い空気を吹き飛ばすように、
ここまで放送を続けてくれた『浦安鉄筋家族』。
来週は遂に放送延期となってしまいました。
今回は、『浦安鉄筋家族』第6話ネタバレあらすじや感想!
もう一人の大鉄が食べた?何者?についてお話していきます。
『浦安鉄筋家族』第6話ネタバレあらすじ
https://twitter.com/tx_urayasu/status/1258791610038382593?s=20
朝ごはん中の大沢木家。
そろいもそろってご飯の食べ方が汚く、
晴郎は鼻に、小鉄は頬に、桜は髪に(しかもリボン型)、
順子は肘に、大鉄は耳にそれぞれご飯粒をべったりつけています。
はるおの米粒の付き方だけ自然だった笑#浦安鉄筋家族 #米粒の大冒険 pic.twitter.com/quAzq8PgbR
— まかろん (@mkk__0401__yuko) May 16, 2020
体のみならず、大沢木家では柱に、
リモコンに、ポストに、屋根に、
いたるところに米粒がついているらしい。
米が跳ね返って飛んで行ったんだという大鉄。
「まあ、俺の箸遣いはスナップがきいてるからな。シャーっと…」
「ノォォォォォォォォ!!」
そこに、椅子にひっくり返った
小鉄の叫び声が響きます。
「何よ小鉄、うるさいわねえ…」
「そ、それぇ…!」
「なんだ……」
小鉄は天井を仰ぎ、震える指で何かを指さしています。
一同が面倒くさそうに天井を仰ぐと…そこには、
電気のランプシェードの内側に、
びっちり張り付いた米粒が…!
そして、昼。居間では大鉄が大きないびきをかいて昼寝中。
順子がそれを起こします。
「何?!もう昼だと。さっき朝飯食ったばっかなのに、
もう昼飯食わなきゃいけないの?忙しいねえ…。」
「そのことなんだけど…。」
そういって、にこにこ顔で大鉄の横に座る順子。
こんなかわいいお顔で言われたら
にやけとまらないです笑笑#浦安鉄筋家族 #水野美紀 pic.twitter.com/FGeHoqo3OF— yunai (@Perfume1223_MOA) May 16, 2020
「今日おじいちゃんが裕太のこと見ててくれるっていうから、
二人で外でランチでもどうかな~と思って。」
すかさず煙草をくわえて聞こえなかったふりをする大鉄ですが、
最後は折れて順子と共に外食に出かけることになりました。
「しょうがねえなあ~…。」
「行きましょ!はいはい!」
仲良く腕を組んで、浦安市中を歩く大鉄と順子。
「はあ~、お父さんとこんな風に二人で歩くの久しぶりね。」
「まあ、たまにはいいな。で、何食う?」
「え?!今お父さんが連れてってくれてたんじゃないの?!」
「いやいや、俺は母ちゃんが先導してくれてると思ってたよ?」
いいなぁ
二郎さん嬉しいだろうな#浦安鉄筋家族#水野美紀 pic.twitter.com/humTPLqRJj— m (@itihasisaikou) May 16, 2020
どうやら二人は、外食先に向かっていると思いきや、
あてもなく歩いていただけだったようです。
「そこはお父さんが考えてくださいよ!
おすすめのお店とかないの?」
結局、浦安生まれ・浦安育ちの大鉄が、
「食べグル」でも評価が高いという有名店へと
順子を案内することに。
1軒目。
「孤独のグルメ」「アド街ック天国」でも
取り上げられていたという、
銀鱈の煮つけが美味しいお店に到着しました。
なんで孤独のグルメと繋がってんだよwww#浦安鉄筋家族 pic.twitter.com/YSqZaN88uH
— ねそべりすもさん (@hazard_is) May 15, 2020
すると…角を折り返すように続く、長い行列が。
当然のようにうしろに並ぶ順子だが、
大鉄はそれにツッコみます。
「おいおいおい…並ばねえよ?」
「え、どうして?」
「逆に並ぶ派?なんで並ばなきゃならねえの?
それは行列食ってんじゃねえか!」
「行列食うわけじゃないわよ、銀鱈食べるんでしょ?」
「今日行列のできる店で銀鱈食べました」
⇒略して「行列食べました」という超理論を展開し、
大鉄は行列に並ぶことを拒否。
仕方なく二人は、次のお店へと向かいます。
2軒目。
またも「食べグル」高評価だという、
人気のとんかつ店に向かいます。
しかし、店先には…
「豚のエリーが逃亡し食材不足のため、本日休業します」
との貼り紙が。
その隣には、エリーの写真・特徴・電話番号を記載した
「探し豚」の広告もありました…。
それを見て、絶句する順子。
「えっ…やだ、名前つけて、…やだぁ…。
エリーを、揚げて食べようとして…(ピー)…」
「まあまあそうだけど母ちゃん落ち着け…。」
「無理よぉ!エリーって思っちゃったら…(ピー)…(ピー)…」
「何回も言うんじゃないよ!やめようやめよう…」
あまりのショックに、放送禁止用語を連発する順子。
耐えかねた大鉄は、順子を強引に次の店へと誘導します。
このピーの根源にあるものを追求するとどうかな。#浦安鉄筋家族
— ㄜㄘƕこ (@sachinko931) May 16, 2020
「次どんなお店?」
「昔からある洋食屋でな、ガキん頃よく行ってたんだよ。
ハンバーグがな、もうすんごいでかいの…!」
3軒目。
そう言ってたどり着いた先は、空き地でした。
ナチュラルにその空き地に入り込み、
いるはずのない店員に注文をする大鉄。
「ハンバーグと、エビフライランチを…
おい母ちゃん何にする?」
「そうねえ、私は冷やし中華にしようかしら…すいませ~ん。」
「でもね母ちゃん、冷やし中華は…
洋食屋つってんじゃねぇか、馬鹿やろ。」
「洋食屋さんにはないのかな?
じゃあタルタルソースをジョッキでくださ~い!」
「割と長年連れ添ってるけど母ちゃん馬鹿なのかな?」
「あら私…って更地よここぉ!!!」
不毛な小芝居を経て、やっとのことで突っ込む順子。
「なんで更地なんだよぉ!ハンバーグ!
でっかいハンバーグ一つお願いしますぅ~!!」
「もうお店はないのよ、ここには!」
絶叫する大鉄。
馴染みの店が潰れていたことが
ショックだったようです。
気を取り直した大鉄と順子は、
次の店を探して再び歩き出します…。
4軒目を求めて、路地裏を歩く二人。
「このあたりもずいぶん変わったな~、
昔はノリの香りがしたもんだ。
ガキの頃には串に刺したハマグリを食ったもんだよ…。」
「あ~、お腹すいちゃう…。」
すると、彷徨う二人の前に標識が。
「青山餃子房」大鉄も初めて見るというお店の標識です。
直観を信じてこそいい店に巡り合えるといい、
大鉄はその標識に従って、青山餃子房へと向かいます。
満を持して、青山餃子房の前へたどり着いた二人。
「あら、綺麗ね!」
「こんなところに店あったんだなあ~。」
「大丈夫かしら?お客さん一人も入ってないけど…」
そこに、扉を開けて店員が現れます。
「いらっしゃいませ~!あ、どうぞどうぞ!」
すさまじく押しの強い店員。
あっという間に順子の腕を引き、
店の中へと引きずり込んでしまいます。
怪しげながらも、仕方なく後をついて店に入る大鉄。
席につきますが、なんとなく応対が雑な店員に、
二人は不信感を抱きます。
その時、テレビでは
ちょうどデカ盛りチャーハン大食いチャレンジの特集が…。
砂みてぇなチャーハンでしたが
普通に美味しかったです。ありがとうございました!
ウラヤスアイラビュー #浦安鉄筋家族 pic.twitter.com/2HcvRE7MSX— Dracö (@GogglePlay) May 15, 2020
「ああ、でもあの程度だったら大したことねぇな。食えるよ。」
と、番組を見て呟く大鉄。
すると…その呟きを聞き逃さなかった店員が、
にやりとしながら厨房から出てきました。
「あなた、今これ食うゆったネ?」
「……言ったよ。」
「オッケ~チャレ~ンジ!!」
途端に叫ぶ店員。
「お待たせしました~!」
厨房から持ってきたものは…なんと、
テレビ番組と同じ「デカ盛りチャーハン」でした。
サイズは大鉄の顔四つ分ほどあります。
テレビ番組の舞台が、まさかのこの店だったとは…
唖然とする大鉄と順子。
「いやおい待ってくれよ…。」
「もう注文通っちゃってるヨ!
これ食える言うたもん!
もうキャンセルできないヨ?!」
「ちょっと、どうするの…?!」
「いやぁ…わかったよ、食やぁいいんだろ?!」
「いやいやいや無理でしょ食べきれないでしょこんなに?!」
「根性さえあればなんとかなるよ!!」
「根性が………ないじゃな~い!!」
根性がぁぁ!!なぁいじゃなぁぁい!#浦安鉄筋家族 #水野美紀 さん pic.twitter.com/lxZBKbofed
— まゆ (@k__mayu0628) May 16, 2020
絞り出すように叫ぶ順子、
意地になって後に退けなくなっている大鉄。
そこに、店員が声高に言います。
「成功したら、賞金1万円!
その代り、一粒でも残したら罰金1万円!」
その瞬間、バンとテーブルを叩いて立ち上がる順子。
「お父さん、絶対に食べてね。罰金とかありえないから!!」
「はあ~い…。」
順子の勢いにたじたじとしながらも、
食べ始める大鉄。制限時間は50分です。
一口、口にした大鉄。
「強いて言うなら……砂。」
なんと、この店は激マズで有名なお店でもありました。
食べグルの評価はなんと1.8!
気に入らないなら味変してもいい、
という店主に、コショウや醤油で味変を試みますが…
コショウと砂、醤油と砂の味にしかなりません。
見兼ねた順子が、大皿を手に厨房に突入します。
手際よく調味料やネギを中華鍋にぶち込み、炒めなおす順子。
「我が家の味に味変します!!」
https://twitter.com/michika0911/status/1261458427374526464?s=20
出来上がったチャーハンを一口食べた大鉄は大喜び。
「これ!これだ、うちの味だ!無限に食えるぞ!」
「よし!」
「…おなか一杯…。」
「おーい!!」
うまいまずい以前に、
小食の大鉄の胃袋は限界に達していました。
「こうなったら、おじいちゃん直伝の…!!」
順子は再び厨房に突入し、
ラードとキャベツを中華鍋で炒めます。
すると、青山餃子房の煙突から
黄色い「!」マークの煙が立ち上り…
「どうしたの?!大丈夫?」
「なんで小鉄がいるんだ?」
「え、エマージェンシー出てたから!」
駆けつけた下校途中の小鉄!
煙突からの煙は、金鉄直伝の
エマージェンシーの合図だったようです。
苦しむ父に、小鉄は「自己暗示」をかけて
自分の能力を最大限に引き出そうと励まします。
「自分のことを、ポリバケツだと思えばいい!」
「ポリバケツ…小鉄それあってる?」
「そう!父ちゃんはポリバケツ!」
「……父ちゃんは…ポリバケツ…ポリバケツ…」
うつろな目で、繰り返し
「ポリバケツ」と自己暗示をかける大鉄。
そしてゆっくりと、
レンゲでチャーハンを口に運びます。
「そうそう!ポリバケツだよ父ちゃん!」
「…僕の名前は、ポリバ・ケツ…。
45リットル入るよ。たまに酔っぱらいにやられるよ。」
「どっからどう見てもポリバケツだよ、父ちゃん!」
励ます順子と小鉄、
もくもくとチャーハンを口に運ぶ大鉄。
勢いがついてきます。
「おのれ、再び食い始めたカ…!」
憎々しげにそう言い、
何やら厨房内で支度を始める店員。
「お待たせしました!ラーメンと、餃子デス!」
大鉄の目の前に、追加のデカ盛り二皿を置きます!
チャーハンと同じくらいの大きさ…。
「どういうこと?!」
「セットだから。ちゃんとメニュー見て、そこに書いてアル。」
「え………字ちっちゃ!!!」
https://twitter.com/kata20190712/status/1261345621300019200?s=20
なんと、「大食いチャレンジチャーハン」のメニュー表には、
ミジンコほどの大きさの字で「セット」の文字が…。
焦って大鉄の口に餃子を押し込もうとする順子。
しかし、大鉄は我に返ります。
「ごめん、むり、むり。」
「暗示解けちゃった~!!」
「いや母ちゃん、正直言うと自己暗示かかってない。
人だもん、だって、ポリバケツになれるわけない。」
もうおしまいだというふうに、大鉄にしがみつく順子。
佐藤二郎が羨ましいゼー❕#浦安鉄筋家族 pic.twitter.com/C73Wr7QtOp
— ヒナ (@miki_m_628) May 16, 2020
「ごめん、待った?!」
そこに、学校から「エマージェンシー」を見た桜が駆けつけます。
「これ、学校で調理実習で使ってたミキサー!持ってきたよ♪」
「よし、これで早速、チャーハンセットジュースを作ってくれ!」
「了解!」
笑顔でミキサーに餃子・チャーハン・ラーメンをぶち込み、
攪拌する桜。
出来上がった飲み物には…モザイクがかけられています。
一口飲んだ大鉄は…
「ほぼ、泥。」
「うふ、だよね♪」
笑顔でグーサインをする桜。
強引にそれを飲ませようとする順子ですが…
「発明品、持ってきたナリ!」
そこに、最後の砦・晴郎が現れます。
発明品のタイトルは、
「電流爆破・箸休めさせぬくん」である。
箸を五秒間止めると、
手に電流が流れる仕組みらしい。
「じゃあいくナリよ…ほら、何か掴むナリ!」
「あ~…いででででで!!」
装着後迷いを見せた大鉄の手に、容赦なく電流が流れます。
「いって!いって!こんなもん作るな馬鹿!」
「ほら早く…うわ~~~~あ~~~~」
大鉄にさせぬくんを再装着しようとした晴郎は、
誤って電撃を浴び、昏倒。
テーブルの角に頭をぶつけ、気絶してしまいます。
「もうお前帰れ!!」
そこに、ガラガラと店の扉が開く音が。
「こんにちは、ぷ~ん。」
「おお、フグオじゃん!」
小鉄の友人、食いしん坊のフグオが来店したのでした。
なんとフグオは、この店の大食い成功者らしい。
「お前、また来たのカ。もう賞金ないヨ。」
「もちろんぷ~ん。一万円払って普通に食べるぷ~ん。」
なんとフグオは、この店のチャーハンを自腹で食べに来たらしい。
それを見て絶句する大沢木一家。
デカ盛りチャーハンを美味しそうに口に運ぶフグオ。
「ここのチャーハンの楽しみ方はね~…
このくらい甘くして食うぷ~ん。」
そう言って、カルピスの原液をかけて味変しながら頬張っています。
https://twitter.com/onigiridouga3/status/1261319736853278723?s=20
「夢のハーモニーだぷん。美味いぷ~ん…。」
うっとりとチャーハンを食べ続けるフグオを、
店主は驚いたような表情で見つめます…。
「そうか、自分の好きなもので食えばいいのか!」
フグオの食べ方からヒントを得た大鉄は、
煙草をおかずにチャーハンを食べようとします。
勢いを増してくる大鉄に、
そろそろタイムオーバーだと圧をかける店員。
しかし…大鉄は、突然の腹痛で離脱。
絶望する一家。
するとそこに、再び扉の開く音が。
「…待たせたな。」
そこには、今しがたトイレに入ったばかりのはずの大鉄の姿が!
「お父さん、今トイレに行ったんじゃないの?!」
驚く順子をよそに、
大鉄は席に着くなりラーメンを食いします。
「なんで復活したの?!」
「いろいろあってよ。」
「ポリバケツが帰ってきた~!!」
大はしゃぎする小鉄。そのままの勢いで、
餃子をまるごと飲み込む大鉄。
わずかのチャーハンを残し、大鉄は席を立ちます。
「待ってな。必ず旅行連れてってやる。」
「旅行?!ちょ…お父さん、どこ行くの?!」
再び、店を出ていく大鉄……ちょうどそのタイミングで、
トイレから大鉄が戻ってきます。
「もうね、出すもん出したからね。あとちょび~っとなら食えるよ。」
「ええええ?!」
「あれえ…食った?」
「父ちゃん食ったんじゃん!」
「ほえ~…あとこれだけか。いける!」
「残りあと10秒ネ!」
大鉄が二人…?
戸惑う家族だが、
目もくれずに残りのチャーハンを掻っ込む大鉄。
残り10秒、つられて大沢木一家・フグオも、
全力で大鉄を応援します。
結果…大鉄は見事、0秒ちょうどに全ての米粒を食べきりました。
抱き合い、ハイタッチをして喜び合う一家とフグオ。
「おい…約束通り、一粒残さず食ったよ。賞金、頂くぞ。」
「…わかったヨ。」
悔しさに床に這いつくばっていた店員も、
堪忍して賞金を渡します。
そんな彼に、問いかける順子。
「あの…つかぬことを聞くけど、
どうしてこんな詐欺まがいの大食いやってるの?」
「普通に味で勝負すればいいじゃん。」
「ここの店の味、好きぷ~ん。」
「お前はめちゃくちゃ味変しまくってたじゃね~か!」
そんな一家とフグオに、店員は歪んだ顔で語り始めます。
「俺…いじけてたヨ。
食べグルで低評価つけられて、客来ない。」
「まあ、1.8は厳しいわなあ。」
「だから開き直って、こんなことに走ってしまったヨ。
だけど今日、皆さん見て胸が痛んだよ。
もっと皆さんに親しんでもらえるような中華作りたくなったヨ!」
そう、涙ながらに語る店員に、うなずき返す一家。
「頑張って…1からやり直すヨ!ありがとネ!!」
すっかり涙声の店員が頭を下げた、
その時…天井から、パラパラと零れ落ちてくるチャーハンが。
何事かと、皆が天井を見上げると…
「ああああああ~~~!!」
天井には、びっちりと貼り付いた米粒が…そう、
大沢木家は米粒をよく飛ばすのでした。
「失格ネ!賞金取り消しネ~!!」
取り消しねぇぇ〜#浦安鉄筋家族 pic.twitter.com/vcbLcvj8N5
— kram (@mrekmlerr) May 16, 2020
その夜、大沢木家の食卓にて。
落ち込む大鉄を、順子が励まします。
「お父さんあんなに根性があると思わなかった。
かっこよかった♪」
「お前止めろよそんな、照れるよ…。」
そういいつつ、順子の肩にもたれかかる大鉄。
そんな夫婦の様子を見た子供たちが、
すねた様子で言います。
「ていうかさ、ずるくない?
私たち置いて、二人だけで外食しようとしてたんだよね?」
「ずるいでござる。」
「ずるい。」
たまにはいいじゃない、
と返す順子に、さらに畳みかける桜。
「じゃあ私たちも、たまには…いいんですね?」
「外食連れてってくれるナリか?!」
フレンチがいい、回らない寿司がいいとはしゃぎだす子供たち。
そこで大鉄は提案します。
「お、そうだ。あの中華に
もう一度食いに行ってやるか?」
そこに、大沢木家のピンポンが鳴ります。
順子が立ち上がろうとすると、
強引に押し入ってきた男が…なんとそれは、昼間の店員でした!
その手には、ボウル一杯分の白い何かが入っています。
「ちょっと、何勝手に上がり込んで来てんのよ!」
「デリバリーの、大食いチャレンジヨ!」
店員は、食卓に巨大杏仁豆腐を置きます。
「でか!」
「クコの実ちっさ!」
「全部食いきれなかったら…罰金一万円ヨ!」
「やってること変わってないじゃない!
全然反省してないじゃ……ちょっと、お父さん?」
杏仁豆腐を見て、ゆらりと立ち上がる大鉄。
その手には、スプーンが握られていました。
「令和のフードファイター・ポリバケツ大鉄をお呼びかい?」
「やる気になっちゃった…。」
一口、口に運ぶ大鉄。すると…
「味はほぼ、ゲ……自粛。」
―味の好みと外食の楽しみは、二つの意味で星の数。
『浦安鉄筋家族』第6話の感想・見どころ
今回は、いつもの大沢木家のいい話〆…
というよりも、ドタバタ劇が中心でしたね(笑)
序盤から中盤の伏線をどんどん回収していってくれるのが
爽快な浦安鉄筋家族ですが、今回は一つだけ心残りが…!
あの、中盤で現れた「もう一人の大鉄」は
いったいなんだったのか…?!
なんでもありのドラマなので深く考えてはいけないのかもしれませんが、
晴郎が(うっかり)タイムマシンを発明して、
そこからやってきた大鉄…なんて裏設定もあるのでしょうか?
加えて、ランチに連れて行ってほしいと
おねだりする順子・腕を組んで歩く順子と大鉄・順子に寄りかかる大鉄など、
夫婦のラブラブシーンもいつもより増量されていましたね!
Twitterの実況が幸せであふれており、ほっこりしました(笑)
『浦安鉄筋家族』第6話のロケ地
昨夜、放映された回に出て来た三つの店舗、近接している。#浦安鉄筋家族 全部実在。 pic.twitter.com/qOu5gyBUj2
— ㄜㄘƕこ (@sachinko931) May 16, 2020
1.羅甸
千葉県浦安市北栄4-16-5
順子と大鉄が行列に並ばなかった、
「銀鱈」がおいしいというレストランです。
現在はコロナウイルスの影響により、
テイクアウトのみの営業ですのでご注意ください!
2.とんかつきむら
千葉県浦安市猫実3-15-18
順子が「豚のエリー」の張り紙にショックを受け、
放送禁止用語を連発していた(笑)あの食堂です。
3.青山餃子房
千葉県浦安市猫実3-16-48
今回のメイン店、大食いチャレンジのお店です。
実際は大食いチャレンジは行っておらず、
食べログ評価も3.08ですのでご安心ください(笑)
『浦安鉄筋家族』第7話はどうなる?
コロナ禍の暗い空気を吹き飛ばすように、
ここまで放送を続けてくれた浦安鉄筋家族。
なんと…
https://twitter.com/tx_urayasu/status/1261324143007391748?s=20
第七話以降、ついに放送延期のお知らせが…!
ご高齢の金鉄・幼児のキノスケの出演
(今回一瞬登場したシーンはおそらく別撮り)が
二話連続でなかっただけに、
そろそろか?と思ってはいましたが…さみしいですね。
ここまで楽しませてくださったことに感謝しつつ、
放送再開を待ちましょう!
佐藤さんのメッセージいわく、
「大鉄と順子の新たなセッションシーン」があるとか…?
続報を心待ちにしています♪
『浦安鉄筋家族』の動画配信や電子書籍は?
『浦安鉄筋家族』の動画配信を
観るにはParavi がオススメです。
そして、原作である漫画の『浦安鉄筋家族』の
電子書籍はまんが王国で配信されていますし、
1巻だけ見たい場合はU-NEXTがおススメです。