『特捜9season3』第3話は元タカラジェンヌの
真飛聖が登場します。
真飛聖が演じ、事件を鍵を握る美女・ゆり子がとにかく怖く、
第3話の事件をより奥深いものにしています。
今回は、『特捜9season3』第3話ネタバレあらすじと感想!
「暗渠」とはいったい何?
についてお話していきます。
『特捜9season3』第3話ネタバレあらすじ
It’s my life / V6#特捜9 #特捜9season3 #主題歌 #V6 #井ノ原快彦 #浅輪直樹 pic.twitter.com/sigjHRUrfR
— さやと (@kss_mrs) April 22, 2020
被害者はフレンチレストランのオーナー・栗原俊也
フレンチレストラン「ル・デリシュ・ルパ」の
オーナーシェフ、栗原俊也が殺害された。
犯行時刻は昼過ぎ。凶器は見つかっていない。
第一発見者はレストランの従業員・青山香織(佐藤玲)。
ランチが休みだった店に午後二時ごろに
到着したところ、オーナーの遺体を発見。
レジからは現金が抜き取られていた。
レストランの厨房を調べる矢沢と青柳。
厨房の冷凍された肉が冷凍焼けしていることから
「繁盛していなかったのでは」と指摘する矢沢。
青柳は、冷凍庫の中身をすべて鑑識に
調べさせるようにと指示した。
フレンチレストランは、
もともと地元で評判の
洋食屋「フットレスト」として営業していた。
しかし、半年前に先代が急逝。
10年以上疎遠だった息子がフランスから日本に戻り、
急に店をフレンチレストランに改装すると言い出したのだった。
また、事件現場でテーブルの脚に
写真の切れ端のようなものを見つけた浅輪。
事件と何か関連があるのだろうか。
早瀬川の監察による被害者の殺害状況
死因は頭部を鈍器で殴られたことによる脳挫傷。
死亡推定時刻は午前11から午後1時の間。
鈍器の形状は幅2㎝ぐらいの硬い金属製のもの、
ハンマーか、バールのようなもの。
また、被害者の血液からわずかだが
睡眠薬の成分が検察された。
殺される前に眠らされたということだ。
第一の被疑者・レストランの従業員・青山香織
こっちのサイト全然いってなかったが
ちょっとシナリオ載ってるのね特捜9season3
3話
殺しのオムライス | 東映[テレビ] https://t.co/SLUi3xrYKE— cocoa72%(深すぎて深淵に落ちてゆく、ドボン (@mk_ko87) April 15, 2020
元従業員の佐々木によると、
佐々木と香織の二人は被害者の俊也から
ひどいパワハラを受けていた。
実力はないのに理想が高く、
イメージ通りにならないと
従業員に当たり散らす
ひどい雇用主だったのだ。
養護施設で育った香織は、
18の時に先代に料理の才能を見出され、
10年以上洋食屋フットレストで働いていた。
恩義を感じていた先代が急逝してしまい、
俊也に居場所を奪われた香織は、
激しくなる暴力の中で必死に
先代のオムライスを守ろうとしていたのだ。
どうして俊也から逃げなかったのかと聞かれると、
香織は「自分が受けていた虐待に比べれば大したことはない」と答えた。
香織は虐待サバイバーだったのだ。
俊也は店を改装し
本格的にフレンチレストランにしようとしていたが、
事件後に香織が改装をキャンセルしていた。
香織はレストランを被害者の親族から譲り受け、
洋食屋フットレストとして営業を続けるつもりだという。
やはり俊也殺害の最も強い動機を持っているのは
香織であると考えられる。
しかし香織には完璧なアリバイがあり、
証人がいた。
有明のヘッドスパリスト・江藤ゆり子
特捜9 season3
第3話「殺しのオムライス」#TVer #特捜9season3
https://t.co/2m3MgOygAE— 加柴 盛裕 (@777sankei) April 22, 2020
江藤ゆり子(真飛聖)は、
犯行推定時刻に香織に
ヘッドスパの施術をしていたという。
入り口の防犯カメラに
香織の姿があることから
アリバイは成立。
ゆり子は、警察になにがしかの
不信感を抱いているようだ。
「警察は正義の味方のように思われているが、
本当は全然違うのでは」と語りだすゆり子。
「心の中に何かどろどろしたものがあって、
でも決してそれを人には見せたくない。
だから本当の自分にふたをする。
まるで暗渠みたいに…」
「暗渠」という聞きなれない言葉に
引っかかる浅輪と新藤。
また、ゆり子は顧客から
施術中にさまざまな悩みを
聞くことが多いという。
どんな顧客がいるのか、
悩みの中身などについては
「個人情報だから」と笑顔でかわすゆり子。
「暗渠」を調べる浅輪
第3話「殺しのオムライス」
螺旋階段が素敵すぎるんだな✨
浅輪と新藤は
足並み揃えて階段降りてるけど
ちょっと前まで
新藤は逆さまの階段の方降りてたでしょ😂
エッシャーの騙し絵的な世界観にいたでしょおお感が強いんだよ今足並み揃ってるの✨#TVer #特捜9season3https://t.co/jbaHDkFeaC pic.twitter.com/Mf2OhIt0NP
— cocoa72%(深すぎて深淵に落ちてゆく、ドボン (@mk_ko87) April 22, 2020
高度経済成長期に川が汚染され、
ドブ川を覆い隠して
土地を有効活用する動きが進んだ。
そのため、東京にはいたるところに
地下を流れる川、「暗渠」が存在する。
妻の倫子が洋食屋フッドレストの
オムライスを再現してくれた。
倫子によると、オムライスの隠し味は
新鮮なマダラのすり身を入れることである。
しかし、事件当日に店の冷蔵庫のストックに
マダラのすり身はなかった。
発注担当の香織は、
事件が起こることを
あらかじめ知っていて
発注しなかったとも考えられる。
新たな殺人
佐久間くん!って呼ばれたらすーぐ駆けつける鑑識の人🐕 字まで可愛い🥰 #特捜9season3 #特捜9 ♯3 pic.twitter.com/uLlXVtYDZ9
— ねむ (@_macchiro_) April 22, 2020
事件現場で見つかった写真の切れ端に
映っていたとされる現場を
鑑識官・佐久間が特定し、
浅輪が調べていると、
近くの一軒家から悲鳴が聞こえてきた。
小木曽物産の会社役員・篠田浩一(緋田康人)が
頭から血を流し死んでいるのを、
外出先から帰宅した妻の絵美子(山口香緒里)が
発見したのだ。
絵美子は開けっ放しの引き出しを見つけ、
しまっておいた現金がとられていることに気づいた。
絵美子にはスポーツジムに行ったことが確認され、
アリバイは成立。
浩一の仮眠中に物取りが
侵入したのだろうと捜査方針を決める8係だったが、
浅輪は違和感を指摘した。
絵美子も有明にあるヘッドスパyuriの顧客の一人だった。
二つの事件はヘッドスパyuriを通して
つながっている可能性がある。
青柳と矢沢の聞き込みから、
浩一は絵美子にDVをしていたことが分かった。
また絵美子は、香織と同じように
幼いころ虐待を受けていた可能性が高いことも判明。
監察医・早瀬川のプロファイリングでは、
虐待を受けていた人に当てはまる特徴を
いくつも持っていた。
また、DV被害者の特徴として、
・罪悪感を覚えやすい
・他人の欲望を満たそうとする
・自己評価が低い
・どんなにひどいことをされても、原因は自分にあると思い込む傾向がある
という点を挙げる早瀬川に、
浅輪が問いかける。
「先生、一つ質問してもいいですか?
幼いころに虐待を受けた人は、
大人になって人を信じやすくなるのか、
それとも信じられなくなるのか…」
早瀬川は、
「難しい質問ね…。
ただ、虐待を受けた人は、
とっても脆い。心の中に悲しみ、
怒り、愛を求めているから、
誰よりも信じられる人を探しているはず」と答えた。
浅輪と新藤は、ゆり子と事件の関連を調べ、
村瀬と小宮山は香織のアリバイを確認、
青柳と矢沢は絵美子にもう一度事情を聞きに向かった。
香織と恵美子をつなぐゆり子への聞き込み
再びゆり子のヘッドスパを訪ねた浅輪。
計り知れない闇を抱えているゆり子。
「世の中には、生きるに値しない人間もいる。
そう思ったことありませんか?
自分の才能のなさから目を逸らすため、
人を殴る料理人。
妻を暴力で支配することで、
偉くなった気になっているバカ夫。
誰も救えないくせに救えた気になっている
おめでたい警察。
みんな獲物を狙ってる…あの暗渠の下で…」
「暗渠?」
「あの人たちの大好物知ってます?
人の痛みなんですよ。
香織さんも絵美子さんもそれで苦しんでた。
だからバチが当たったんですよ、きっと。」
「どういう意味ですか…?」
「冗談ですよ、刑事さんを
ちょっとからかってみたくなりました。」
「江藤ゆり子さん…あなたいったい何者ですか…?」
ゆり子もまた虐待サバイバーだった
幼いころバブル時に開発の遅れた
ドブ川の近くで生まれ育ったゆり子は、
父親から虐待を受けていた。
ゆり子の異変に気付いた警察官がゆり子に声をかけ、
「誰にも言わない」と約束してゆり子は虐待を告白。
しかし警察官が、正義感から
約束を破って父親を注意したことで、
ゆり子への虐待は激化。
虐待から逃れるために
ゆり子は父親を手にかけたのだった。
ゆり子の父は、
開発の遅れていたドブ川で
殺害されているところを発見された。
「自業自得」「バチが当たった」という言葉は、
父親に向けてのものだった。
すでにゆり子が犯した殺人は時効が成立している。
被疑者に完璧なアリバイがある
今回の完全犯罪の計画を立てたのも、
ゆり子だった。
ゆり子が主導した交換殺人
夫からの暴力を苦に自殺しようとした絵美子は、
偶然それを見かけたゆり子と出会う。
ゆり子にバールを手渡され、
交換殺人を受け入れて俊也を殺害。
また、香織も同じようにゆり子と出会い、
バールを渡されて篠田浩一を殺害した。
自分の犯した罪を後悔したふたりが
自供したことによって、
事件の全容が明らかになったとき、
「あの二人が自分を裏切るわけない、
あの地獄から私が救い上げてあげたのよ」とうろたえるゆり子。
浅輪の
「あなたはなにも救われていない、
同じ罪を背負った仲間が欲しかっただけだ。
なぜなら、あなたもお父さんを殺して
何も救われていないから」という言葉に、
「誰も助けてくれなかった、
自分の力で生き残ったのだ」とゆり子は
バールを握りしめ、静かに泣き出した。
その背中に、虐待に傷ついた
幼い日のゆり子が重なる。
「もう、大丈夫だよ」と浅輪が抱きしめると、
苦しみに触れられたゆり子は
握りしめていたバールをそっと床に落とした。
ふたをされたドブ川、
地下に流れる暗渠は、
今もどこかに存在する悲しい虐待の連鎖に似ている。
『特捜9season3』第3話の感想
暴力に苦しめられた人間が
ついに殺人を犯してしまう、
つらい事件でしたね…。
「つらい過去があったとしても殺人は許されない」と
怒る新藤の若さにも共感はできますが、
あのまま暴力が続いていれば、
死んでいたのは絵美子であり、
香織だったかもしれません…。
自分の罪を正当化するために
殺人を重ねてしまったゆり子もまた、
過去の暴力に囚われたままでした。
DVやパワハラに苦しんでいる人は
外からは見えづらいですが、
さらなる悲劇が起こる前に、
光が当たり解決されることを
祈らずにはいられません。
また、今回は班長の国木田が
浅輪たちの地道な捜査を
こまごまと注意する役回りでしたね!
しかし浅輪たちが小さな手がかりを見逃さず、
犯人逮捕にたどり着いた姿を見て、
少し見る目を買えたようです。
来週も楽しみです♪
『特捜9season3』第4話の予告
特捜班のマンバー・新藤は、
休日にネットの生配信番組
「マジシャンズ・ライ~マジシャンのトリック見抜いて100万円~」の観覧に行った。
そこで殺人が起きてしまう。
番組のホストを務めていたマジシャンの江上が、
スタッフが差し出した水を飲んだ途端に喉が灼け、
口から煙を出し、転倒して亡くなったのだ。
全世界に殺人がネット中継されてしまう未曽有の事態に。
江上にトリックを見破られたマジシャンのミステリオ遠野、
事件前に江上の楽屋を訪れていた少年、
マジックの種明かしに抗議していたマジシャン組合など、
次々と浮上する被疑者。
果たして毒を入れたのは誰の仕業か、
どのように水の中に毒を入れたのか…?
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