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『正しいロックバンドの作り方』第5話ネタバレあらすじと感想!「悲しみの向こう側」にとってバンドとは大切な「家族」です

 

正しいロックバンドの作り方』第5話は

テツとシズマが住んでいる赤川家が舞台です。

 

バンド愛=家族愛のここまでとは少し違った方向で

物語が展開していきます。

 

今回は、『正しいロックバンドの作り方』第5話

ネタバレあらすじと感想!

「悲しみの向こう側」にとって

バンドとは大切な「家族」です

についてお話していきます。

 

 

 

正しいロックバンドの作り方の見逃し配信は

Huluで見る事が出来ます。

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※ 記事の公開日(更新日)での情報です

『正しいロックバンドの作り方』のキャストやロケ地、原作や主題歌が気になる!

 

『正しいロックバンドの作り方』第5話ネタバレあらすじ

 

 

●シズマとテツの実家

―――DENGEKI ROCK FES.

 

…この日本最大級の音楽フェスには、

メジャーデビュー前のアーティストでも

公募枠で出演できるチャンスがある!

 

しかし数百を超えるバンドの中から選ばれるのはたった3組。

 

この厳しい戦いを勝ち抜くには、

三つの突破すべき関門があった!

 

一つ目は、サイトに音源を公開し、

一般からの投票数を競う一次審査(リスナー投票)。

 

二つ目は、与えられたお題をもとに、

期限内に曲を作る二次審査(音源審査)。

 

そして、審査員の前で実際に

パフォーマンスする最終審査(ライブ審査)。

 

この三つの審査を通過して、

初めてDENGEKI ROCK FES.のステージに上がれるのだ!

 

一次審査の結果発表を待ちながら、

シズマとテツの実家に集まった四人。

 

時間を無為に過ごすよりは、と、

突然インタビューの練習を始めるシズマ。

 

「あなたにとって、バンドとは?」

 

「なに急に」

 

マイクに見立てたボーリングのピンのおもちゃを

向けられたコバはぽかんと口を開ける。

 

「青春です!」

 

「無敵です!」

 

「オギノは、ミステリー」と

点でバラバラの答えをするシズマ、コバ、オギノ。

 

「僕は…なんでもいい」と

気のない返事をするテツに、

特に苛立つシズマ。

 

「ていうかさ、いい加減スマホ置けよ!

お前さ、スマホとバンド、どっちが大事なんだよ!」

 

「兄貴は…、あとちゃんとバンド、どっちが大事?」

 

「はぁ~?」

 

「出たー!シズマの脳内彼女、あとちゃーん!」

 

「あとちゃん」話に合の手を入れるコバ。

 

「リアル元カノだよ!」

 

「付き合ったって言い張ってるけど、どうせ妄想だろ?」

 

「リアルにフラれたんです~、

いまでも引きずってるんです~…」

 

「とにかく、僕にはどっちかを選ぶなんてムリ」

 

「は…?お前のその無関心なとこ、前から気になってたんだよ。

バンドを始めてからちょっとは変わってきたかなと思ったのに、

なんなんだよ!」

 

「なにが?」

 

「お前のその態度だよ!さっきからやる気なさそうにさあ!」

 

「じゃあ言わせてもらうけど、

兄貴のその熱い情熱はどうなの?

空回りしてるっていう自覚ないの?」

 

「なんだと、おい!」

 

コバの静止にも耳を貸さず、

シズマとテツの一触即発の険悪ムードに、

二人の母・麦子(ふせえり)が

「大変!」と言いながら飛び込んできた。

 

テツが子供のころから大事にしていた

ブリキのロボットのおもちゃが無くなったという。

 

プレミアがついて売れば

20万はくだらないとテツが言っていたお宝だ。

 

2階のシズマの部屋から移動し居間に集められた四人。

 

麦子に出してもらったお茶を飲み、

我関せずと言った様子で

シズマの卒業アルバムを見ながら

爆笑するコバとオギノだが、

麦子は真っ先に二人を疑った。

 

朝の9時、掃除中に「壊したら大変だ」と

ロボットを粗大ごみと一緒に

縁側に置いておいたのだが、

戸棚にしまうのを忘れて、

16時ごろに粗大ごみを出し終わった後に

ロボットが見当たらないことに気づいたのだという。

 

今日の9時以降にこの家にやってきたのは

コバ・オギノ・麦子の彼氏である幸野の3人しかいない。

 

麦子は「幸野はずっと私と一緒にいた」と言い、

コバとオギノに疑惑の目を向けた。

 

「無実を証明するために今日の行動を振り返ろう」というオギノだったが、

シズマはこの二人にはそれぞれアリバイのない時間が

存在したことを思い出した。

 

●コバの奇行

午後1時ごろ、コバは「トイレ」と言い残し、

10分ほど戻ってこなかった。

 

「腹の調子が悪くてさ」と言うコバだが、

コバが入る前後にトイレを使ったオギノによれば、

どちらの時もトイレットペーパーホルダーは空だったのだ。

 

「お腹の調子悪かったのに、

トイレットペーパー使わなかったの?」

 

「え、いや…その…」

 

「なんか、隠してるの?まさか、ロボット盗んだのは…!」

 

「いや、違います違います!」

 

母に詰め寄られ、コバはおかしな行動の理由を白状した。

 

コバは瓶の牛乳飲みたさに、

トイレに立ったふりをして、

立て続けに3本の牛乳を冷蔵庫から

勝手にとって飲み干していたのだった。

 

「だから、俺は泥棒じゃありませんから!」

 

「…牛乳泥棒ですけど」

 

ぼそっと言うテツの一言に体を小さくするコバ。

 

コバのアリバイは成立した。

 

続いてシズマは、オギノの様子がおかしかったことも指摘した。

 

 

●オギノの奇行

コバの奇行から1時間後の午後2時ごろ、

オギノの電話が鳴って、

10分ほど部屋にいなかった時間があった。

 

「2階の廊下で電話してた」と言うオギノだが、

オギノが出て行ったあと何気なく窓の外を見たコバが

庭を見たとき、庭で爆笑するオギノの姿を見ていた。

 

「あの時、庭で何してたんだよ…?」

 

「…まさか、ロボットを…!」

 

「…白状する」

 

廊下に出たついでに、

無性にシズマの卒業アルバムが

見たくなったオギノは居間に忍び込んだ。

 

小学校の卒業写真に載っている半目の

シズマがあまりにもツボだったオギノは、

笑い声を隣の部屋にいる母に聞かせるのが

恥ずかしかったために、

わざわざ庭に出て爆笑していたのだという。

 

アリバイ成立になぜかがっかりするオギノ。

 

最後の容疑者は幸野だ。

 

午後3時に母が買い物に出かけたあと、

幸野はこの居間に一人だったはずだ。

 

疑いたくない気持ちの強い麦子だが、

疑いをかけられたオギノとコバの説得に押され、

帰ってしまった幸野を再び呼び出すことになった。

 

テツだけが、その展開に納得していない様子だが…。

 

●麦子の彼氏・幸野

麦子に呼び出された彼氏・幸野一平(古市慢太郎)。

 

「何でも聞いて」と好意的な幸野に、

取り調べをする刑事口調のコバ。

 

ノリノリで古畑任三郎の真似をするオギノ。

 

しかし幸野には、麦子が出かけた午後3時から午後3時20分ごろまで

春巻きを作っていたというアリバイがあった。

 

その時、意味ありげな視線を交わすテツと幸野。

 

二人の間には何か秘密があるようだ。

 

これで全員のアリバイがそろい、

事件は迷宮入りしかけている。

 

「幸野さんてどんな人なの」とオギノに聞かれたが、

シズマは「よく知らない」としか答えられなかった。

 

麦子が幸野を連れてきたのは3年前。

 

父親が無くなって15年、

すでに幼いとは言えない年齢だったシズマとテツも

反対はしなかった。

 

しかしなんとなく気まずく、

二人と幸野の距離はなかなか縮まらなかった。

 

「もし幸野さんがロボットを盗んだんなら、

金目的でおばさんと付き合ってんのかもな」

 

「だとしたら許せねえな…」

 

「確かめる必要があるね」

 

疑いを強めるコバ、シズマ、オギノ。

 

午後3時9分、麦子の買い物中に幸野が泥棒のように

部屋中を物色している幸野を、オギノが目撃していた。

 

真相を確かめるために幸野を問いただすと、

幸野は黙ってうつむくばかり。

 

「違うなら違うって言って」「どうして黙ってるんだ」と

幸野に畳みかけると、なぜかテツが「違うんだ!」と叫んだ。

 

「幸野さんは犯人じゃない…」

 

「は?なんでお前が…」

 

すっと立ち上がると、テツは物置の方に向かった。

 

物置の中からは無くなったはずのブリキのロボットが。

 

「ロボットを盗んだ」のは、持ち主のテツ本人だった。

 

●事件の真相

 

「このおもちゃは、死んだ父ちゃんが

僕に買ってくれたものなんだ」

 

「…え、そうだっけ?」

 

「いや俺に聞くなよ」

 

「子供のころ、兄貴からそう聞いたけど」

 

夕方、トイレに行こうとしたとき、

タンスと障子の間にケースに入ったダイヤの指輪が

落ちていたのを見つけたテツは、

「幸野が母にプロポーズをしようとしているのかもしれない」と考えた。

 

母と幸野が再婚するなら、

自分が実の父からもらったおもちゃに執着していては、

幸野が気を遣う。

 

そう思ったテツは、いったんロボットを

粗大ごみに捨てようと決意したものの、

やはり捨てられずに押し入れにしまったのだ。

 

最初は幸野に対して抵抗のあったテツだが、

母の幸せそうな顔を見るうちに気持ちに変化が生まれた。

 

幸野を受け入れ、自分の父への想いは封印しようと決心したのだ。

 

「母は、たった一人で、僕たちをどうやって育てていこうか、

迷いながら生きてきたと思うんです。

自分の幸せより、当然のように僕たちの幸せを優先して…。

だから、これからは、自分の幸せだけを考えて生きてほしいんです。

…幸野さん、母ちゃんを、幸せにしてあげてください。お願いします」

 

テツは泣きながら、居間で拾った指輪を幸野に差し出した。

 

「麦子さん、いつもシズマくんとテツくんのことを

嬉しそうに笑って話す、そんなあなたが大好きです。

だから、これからも二人の幸せだけを考えて生きてください。

あなたの幸せは、僕が考える。

僕が、あなたを幸せにします。結婚してください」

 

テツから受け取った指輪を麦子に差し出す幸野。

 

テツと幸野の想いを受け取り、

麦子は泣きながらうなずいた。

 

「はい。テツ…母ちゃん、幸せもんだよ!」

 

「おめでとう!」

 

オギノが目撃した居間を物色する幸野は、

サプライズで春巻きの中に隠して

プロポーズしようとしていた指輪が

無くなってしまったので、幸野が探し回っている姿だった。

 

不可思議なサプライズを企画するところはあるが、

幸野は麦子のことを心から想う優しい男だった。

 

そして麦子と同じくらい、

テツやシズマ、亡き父のことも想っていた。

 

「テツくん、このおもちゃ、

ずっと大事に持っててよ。

亡くなったお父さんも含めて、

僕が責任をもってみんなを幸せにしたいから」

 

幸野にブリキのロボットを手渡され、泣きながら微笑むテツ。

 

良い人とのご縁に恵まれたことを、

シズマとテツと麦子の三人はかみしめた。

 

 

●あなたにとってバンドとは

事件が一件落着し、居間で夕食を待つ四人。

 

結局ブリキのロボットが20万というのも、

母にロボットを触らせないためのテツの方便だった。

 

「なあテツ!今なら答えられるんじゃないのか?」

 

「へ?」

 

熱い表情でインタビュアーになり切るシズマ。

 

「あなたにとって、バンドとは、なんですか?」

 

「その質問好きだな~」

 

懲りないシズマにあきれるコバ。

 

しかしシズマは引き下がらない。

 

いつもなら答えないテツだが、

居間にやってきた麦子と幸野の笑い合う姿を

横目で眺めると、ぽつりとつぶやいた。

 

「僕にとって、バンドは…家族、かな」

 

「…おおお~、家族!じゃあ俺も家族で~」

 

「マネすんなよ」

 

「俺も、家族!」

 

「だから~」

 

「オギノは…Family」

 

「なにそれカッケー!もう一回言って」

 

「もういいって…」

 

―――俺たち「悲しみの向こう側」にとって、

バンドとは、大切な「家族」です。

 

『正しいロックバンドの作り方』第5話の感想

 

普段我関せずとクールな態度を見せるテツは、

人一倍繊細で周りをよく見ているということが

わかるという回でした!

 

熱くなりやすいシズマと、

一歩引いてしまうテツは時にぶつかりますが、

本当は一番理解しあっている兄弟なのかもしれません。

 

家族はもとからあった人間だけではなく、

どこかで出会った他人同士が一緒に人生を歩むものでもあります。

 

新しく家族になった幸野と同じように、

テツにとって「悲しみの向こう側」は

新しい家族だということを告白する、

胸が温かくなる最後でした♪

 

来週が楽しみです♪

 

『正しいロックバンドの作り方』第6話の予告

ロックバンド”悲しみの向こう側”のメンバーは、

「電撃ロックFes」一次審査の途中経過を注視していた。

 

この審査は、サイト上でオリジナル楽曲を公開し、

一般からの投票数で競うというもの。

 

通過できるのは上位50組だが、

”悲しみの向こう側”は現在52位。

 

「俺等の知名度が高けりゃ、この投票数も増えんのかな」と、

知名度の上げ方を模索するコバたち。

 

だがシズマは「俺たちの曲で勝負しなきゃダメだろ?」と

正論を吐き部屋を出ていこうとするが、

ドアをうまく開けられず激突してしまう!

 

そんな様子を見て、テツ・オギノ・コバの3人が思いついたのは…。

 

なんと、シズマのリアクションの良さに賭け、

ドッキリを仕掛けてWEB上に投稿し、

バンドの知名度を上げる作戦!!

 

ドッキリの舞台は喫茶店。

 

マスター・大迫(信太昌之)に協力してもらい、

店内に大量のカメラを設置。

 

モニター越しにシズマを観察しながら、

3人はノリノリでドッキリ撮影を開始する。

 

果たしてシズマの良いリアクションはとれるのか!?

 

”悲しみの向こう側”の知名度は上がり、

投票数は伸びるのか!?

 

ついに、「電撃ロックFes」一次審査の結果が発表される!

 

『正しいロックバンドの作り方』を動画配信は?

日テレドラマ

ドラマ『正しいロックバンドの作り方』の動画配信は、

日本テレビの制作という事もあり、Huluでされます。

 

Hulu公式ページはこちらから

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