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『捨ててよ、安達さん。』第6話ネタバレあらすじと感想!実生活の離婚・再婚があからさまに!

捨ててよ、安達さん。』第6話は

安達さん離婚・再婚があからさまにテーマになっています。

 

芸能人の交際・婚姻は知られたくなくても

知られてしまうものですから、触れないのも不自然ですが、

こうまで正面からドラマの題材にするとは…。

 

今回は、『捨ててよ、安達さん。』第6話ネタバレあらすじと感想!

実生活の離婚・再婚があからさまに!についてお話していきます。

 

 

 

 

『捨ててよ、安達さん。』キャストやあらすじ、ロケ地や主題歌!安達祐実が安達祐実役で?

 

『捨ててよ、安達さん。』第6話ネタバレあらすじ

 

●迷いと予感

捨てるものを探して物置を見つめる安達。

 

捨てるべきものはわかっているものの、

一度手に取って棚に戻した。

 

段ボールを積み直し、やはり捨てるのを思いとどまる。

 

寝る前に子供たちの寝顔を覗き見る。

 

安らかな娘の寝顔と、娘を見つめるブライズドール。

 

娘との共通の趣味である。

 

自分の寝室に戻り、眠りにつく安達には、

今夜やってくるものに予感が当たった。

 

「牛乳なんか飲んじゃって、

安眠しようってか?

もう眠ってるんだから、安心しな?」

 

「賞味期限ぎりぎりだから飲んでんの。

賞味期限ぎりぎりだと娘がもう飲んでくれないからさ」

 

夢の中ではおなじみの少女が物置をごそごそと探っている。

 

「尽くすねえ、今のあんた、娘のものだね。

あんたってさ、お母さんのものから、

旦那さんのものになって、で、娘のものになって」

 

「あたしは誰のものでもありません」

 

「そうかもね。安達さんは、

安達さん自身のものでもない」

 

「…尽くすのっていいことでしょ。

あのさあ、さっきから何やってるの?」

 

 

 

哲学的なことを言われ、納得のいかない安達。

 

物置を探る少女に近づくと、

少女は一回も使っていないバスタオルを手に取った。

 

お世話になったドラマのスタッフ同士の

結婚パーティーでもらった引き出物だ。

 

真っ赤な布地に、

二人のキスしている顔写真が

プリントされている。

 

消耗品なのに使わなかったのは、

色落ちが心配で洗濯機にもかけそびれていたからだ。

 

使わないのにあれこれ考えて

捨てることもできなかったバスタオルを、

安達の話を聞いていた少女が投げ捨てる。

 

「…捨てちまえ」

 

「え~でもさ、こういうのって一応、記念の品だから…」

 

「こんな悪趣味なタオル、

押し付けるだけでもどうかしてるのに、

色落ちまでするってどういうことだよ。

RINTARO&NAOMI?誰だよ!」

 

「結構お世話になったスタッフさんだから…」

 

「スタッフ!?業界人のくせに悪趣味なやつかよ!捨てちまえ!」

 

走り出してゴミ箱にシュートしようとする

少女を安達は慌てて止める。

 

「ちょ、ちょっと待って待って待って、何すんの」

 

「これであんた顔拭くの?

大事な娘の体拭くの?

リンタローとナオミがチューしてるタオルだよ!?」

 

「やっぱ捨てない」

 

「捨てなって」

 

「いや二人ともさ、

ものすごいお世話になったスタッフさんなの!」

 

少女からタオルを引っ張り取った勢いが余って、

手がテーブルの上の牛乳にぶつかってしまう。

 

賞味期限の近い牛乳が床にぶちまかれる。

 

少女は問答無用でタオルを牛乳の上に投げ捨てる。

 

ため息をつきながらも、安達はタオルで牛乳を拭き、

そのままビニール袋に入れてタオルを捨てた。

 

「やっぱ結婚したら、脳内お花畑になるの?」

 

「え?」

 

「安達さんもそういうのやったの?」

 

「あー…。やんなかったけど、

まあ浮かれてはいたかな。特に一回目は」

 

「ふう~ん」

 

「若かったしな…。…そろそろ来ると思うんだよね」

 

「何が?」

 

二人の間にノックの音が響く。

 

夢にやってくるのはモノに決まっている。

 

「え?何?」

 

「婚約指輪」

 

「へっ!!」

 

少女が台所と玄関をつなぐドアを開けると、

銀色のタキシードを着た婚約指輪(渡辺大地)の姿が。

 

そこで初めて少女も、

自分がタキシードを着ていることに気づく。

 

「お久しぶりです…」

 

会釈をして、婚約指輪を中に招き入れる安達。

 

気まずさは拭えない。

 

●離婚と再婚

「今日、久しぶりに出していただいたんで、

そろそろそういうことなのかなあ…。ですよね?」

 

安達が物置で手に取ったのは、

「一回目の婚約指輪」だった。

 

「…はい」

 

「ですよね~…。いやあ、わかってはいたけど。まいったなあ~」

 

胸に刺した花を見つめる指輪。

 

明るくふるまおうとするが、

目には涙がたまっている。

 

いたたまれなくなった少女がその場から走り去り、

隠れようとするので、安達が必死で引き留めた。

 

「ちょっと、なんで!待って!いてよお~」

 

「いや~…」

 

「いてって!」

 

「ああいう空気はちょっと…」

 

「ええ~…」

 

「タキシード二人は、いらないでしょう?」

 

「わかったわかったわかった、何もしなくていいから!

いてくれるだけでいいから!」

 

しぶしぶ階段を降り、

ダイニングテーブルについて2人の会話を見守る少女。

 

ソファーで隣り合う二人の空気は重い。

 

「実は、この度、結婚いたしまして…」

 

「知ってますよ。結構、前ですよね?」

 

「まあ、はい…」

 

「正直、お別れした時も、再婚した時も、

処分するとか、そういう気持ちにはなれずで。

どうしても、なれなくて。本当に」

 

「それって、まだ」

 

「あ、全然、そういうことではなくて」

 

「ぷっ」

 

未練丸出しの指輪と、

ばっさり切る安達の言葉に、

少女が噴き出す。

 

「いろいろあって、考えるきっかけがあったんで

もう今しかないなと思って」

 

「わかります、だから俺も、こうやってきたわけですし」

 

突然ひざまずき、指輪はがばっと安達の手を取った。

 

「捨ててください!!安達さん!!」

 

「えっ」

 

「プロポーズ…」

 

「俺、ほんと、幸せになってほしいんです。

ここまで大事にしてもらえただけでも、俺、幸せですから!」

 

すでに指輪の目からは涙が溢れていた。

 

情熱的な告白に気おされながらも、

「ありがとう…」とゆっくりと手を引く安達。

 

「で、お願いが一つあるんですけど」

 

「うん」

 

「二人が行った、思い出の海があるじゃないですか」

 

「え、いやあ」

 

「海、あるじゃないですか」

 

「う、うん」

 

「あるの?」

 

身を寄せる指輪から、距離を取ろうとする安達。

 

「思い出の海」が何の海なのか全く思い出せないが、

安達そっちのけで指輪はうっとりとつぶやく。

 

「俺、捨てられるなら、あそこがいいなあって」

 

「え?」

 

「二人の思い出の地に、俺を投げてもらえませんか?」

 

「え、あなた、何言ってんの」

 

「そうだよ、何言ってんの。バカぁ?」

 

「海に捨てるわけないでしょ」

 

「そうだよ。あんた自分がいくらするかわかってんの?」

 

打って変わって二人にじっと見つめられ、

立場が逆転した指輪。

 

話の流れを頭の中でゆっくりと整理する。

 

「え…、えっ、売るんですか!?」

 

「当たり前でしょ」

 

「当たり前だろ」

 

「海に投げるとかドラマの見過ぎでしょ」

 

「あれえ…?」

 

まったくロマンチックな展開にならないことに、

首をかしげて頭を掻く指輪。

 

「だいたい海の生き物が誤って飲み込んじゃって、

死んじゃったらどうするの?」

 

「そんなあ!!最後ぐらいドラマチックに

終わらせてくれたっていいじゃないですか!」

 

「ちなみに、いくらなの?」

 

矛先を安達に代えて、指輪の値段を聞く少女。

 

安達が少女の耳元で値段を言うと、

少し見直した顔で指輪を見上げる。

 

「やるじゃん」

 

見直されたと思い得意げな指輪。

 

喜びを押し殺しつつもあごを肩より前に出し、

鶏のような格好でうなづく。

 

「…まあ」

 

「元夫がね」

 

「はい…」

 

「よし、売ろう」

 

「え、ちょっと」

 

「考えてみなよ。あんたを売った金がさ、

この人たちの生活費となり、血となり、肉となるわけだよ。

海の底で眠るのとどっちがいいって話だよ」

 

正論で説得され、納得しようとするが、

今にも泣きだしそうな指輪。

 

いじらいしい指輪を見上げた少女は、

「しかたあるめえ」と言いながら

安達の牛乳を一気に飲み干した。

 

すると周りは光だし、

次に目を開けたときには

「思い出の海」にやってきていた。

 

 

●海辺の思い出

少女の力によって海にやってきた指輪と少女と安達。

 

海にやって来れたというのに、

指輪は泣き崩れてしまった。

 

「やっぱり、海がいいの?」

 

「そうじゃなくて、そうじゃなくて…うう。

俺、役に立てるんですね!

安達さんと、お嬢さんの、役に立てるんですね!!

そしたら、売ってください!安達さん!!俺、本望です」

 

指輪が改めて決心したとき、遠くから笑い声が聞こえた。

 

若き日の安達と、元夫の化身である指輪が、

笑いながら手をつないで海辺をかけていく。

 

夕日を浴びながら、ひざまずいた元夫(指輪)が、

ケースを取り出して指輪を見せる。

 

左手の薬指に指輪をはめ、抱き合う二人。

 

プロポーズの日に、笑顔ばかりの二人の思い出が、

今の安達と少女、指輪の前ではしゃいでいる。

 

少女が二人の思い出を見つめてつぶやく。

 

「若かったね、二人とも」

 

「彼、違うけどね」

 

「いいじゃん、夢なんだから」

 

「…そうだね」

 

「あっちの俺、楽しそうだなあ…」

 

波打ち際で手を取り合って笑う二人。

 

安達の思い出がまとっている真っ白なワンピースが、

波しぶきの中できらきらと発光している。

 

「楽しかったね」

 

「うん、楽しかった」

 

「ありがとう」

 

「ありがとう」

 

指輪は、元夫への未練ではなく、

美しかった恋の日々そのものだった。

 

安達と指輪は、同じ思いで二人の思い出を見つめていた。

 

「恋より楽しいことなんて、そうそう無いよね」

 

「ふふ…、うん」

 

遠ざかる波の音。

 

カーテンから入る朝日が

ガラスの小物入れに反射して

波打ち際にいるかのようだ。

 

朝がやってきた。

 

●別れと出会い

雑誌の企画で婚約指輪を

捨てるという安達に、ひるむマネージャー。

 

「婚約指輪って、ショッキングすぎるでしょ」と

慄くマネージャーを連れて、安達は自宅に戻った。

 

自分で質屋に持っていくわけにもいかないので、

マネージャーに引き取ってもらい売値を確認する予定だった。

 

しかし、置いておいたはずの物置を探しても、

肝心の指輪が見つからない。

 

「なんだ安達さん、あそこですよ」と

マネージャーが指さした方を見ると、

テーブルの上に婚約指輪のケースが置いてあった。

 

「なんでそんなところに…」と

思いながらケースを開けてみると、指輪がない。

 

ケースと一緒に置いてあった書置きには、

娘の筆跡でこう書かれていた。

 

「ママへ ごめんなさい。お風呂でママの指輪をつけて遊んでて、

間違って排水口に流してしまいました。

ほんとうにごめんなさい。」

 

排水口に流れてしまったら、追いかけるのは難しい。

 

「西村くん」

 

「はい」

 

「下水道って、海につながってるかな?」

 

「はい?」

 

バイバイリストに娘の字で書かれた「指輪」の文字。

 

予想外の別れだったが、

指輪の望む場所に行けたのなら、

それもいいのかもしれない。

 

こちらの気も知らず眠る娘の寝顔を見守る安達。

 

しかし、今日の娘は眠っていなかった。

 

安達が立ち去った気配を感じると、目を覚まし、

枕元に立つブライスドールの王冠を持ち上げた。

 

そこにはあの「婚約指輪」が入っていた。

 

娘が持ち上げて指輪を眺める。

 

薄暗い部屋の中でスタンドの明かりを反射する指輪の光は、

海の底から見上げた水面のように光り輝いている。

 

 

『捨ててよ、安達さん。』第6話の感想

まさかここで実生活の離婚・再婚に

触れるとは思いませんでした!

 

芸能人の交際・婚姻は知られたくなくても

知られてしまうものですから、触れないのも不自然ですが、

こうまで正面からドラマの題材にするとは…。

 

さすが安達さんです。

 

お相手の男性・スピードワゴンの井戸田潤さんも

出演するかと思いましたが、

さすがにそれはありませんでしたね(笑)

 

離婚と言うとマイナスのイメージが付きまといますが、

いい思い出がなければ結婚するはずもないので、

すべてを捨ててしまうのはやっぱり寂しいですよね。

 

捨てるのとはまた違う形のお別れを選べてよかったです!

 

人によっては別れた瞬間すべてを捨てられる人もいますが、

もしそれができていたらこのドラマは成立しなかったでしょう。

 

来週も楽しみです♪

 

『捨ててよ、安達さん。』第6話のアパレル情報

☆IKUMI

夢に入る前、安達さんが

着用していたロングTシャツのブランドです♪

 

☆BANANATIME

IKUMIのロングTシャツと一緒に着用している

バナナプリントのパンツです♪

 

☆LAGUNAMOON

思い出の海で安達さんが来ていた真っ白のワンピースです♪

 

LAGUNAはサンゴ礁のある水域のことをいいます!

 

『捨ててよ、安達さん。』第7話の予告

女性向けのライフスタイル雑誌の編集者から

“毎号私物を一つ整理してほしい”という企画の

依頼を受けた安達さん(安達祐実)。

 

連載のネタがそろそろ切れてきたころ、

西村マネージャー(西村晋弥)からの勧めもあり、

今回は自宅の本棚から選ぶことに。

 

その夜、安達さんの夢の中に現れたのは

ミヤ(徳永えり)とヨウコ(松本まりか)と名乗る女性2人。

 

その名前に聞き覚えのある安達さんは感激するが…。

 

2人の正体とは?そして、忘れていた事実が発覚!

 

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