深夜帯の放送にもかかわらず
高評価な『捨ててよ安達さん』。
途中から見ても楽しいので
まだ見てない方オススメですよ!
今回は、『捨ててよ安達さん』第4話ネタバレあらすじと感想!
モノのやり取りが気持ちのやり取りになって重い?
についてお話していきます。
『捨ててよ安達さん』第4話ネタバレあらすじ
ドラマ『捨ててよ、安達さん。』第4話ゲストは片桐はいり(写真 全4枚)https://t.co/8DkG8SLXt6
#安達祐実 #片桐はいり #テレ東 #ドラマ #捨ててよ安達さん @_yumi_adachi
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) May 8, 2020
遠い親戚からの贈り物
遠い親戚の光代おばさんからの贈り物が届き、
SNS用に写真を撮ってもらう安達。
今年の贈り物はラインストーンがあしらわれた
明るい色合いの独特な時計。
ラインストーンで書かれた「YUMI♡」の文字に、
手作り感がにじみ出ている。
簡単な木のイーゼルに立てかけるが、
物が大きいためバランスを崩して倒れてしまう。
光代おばさんにお礼の品を送るため、
スマホ画面をスクロールするが、
めぼしいものは浮かばない。
気分を変えて手紙を書こうとペンを執るが、
手紙を書く手もなかなか進まない。
そうこうしてるうちに眠りに落ちてしまう安達。
謎の少女の名前は?
「捨ててよ、安達さん」第4話も楽しかった😊
途中から見ても楽しいのでまだ見てない方オススメですよ!#捨ててよ安達さん #安達祐実 #片桐はいり#西村晋弥#川上凛子 pic.twitter.com/rjl7XAJCkc— Someranian (@Someranian2) May 9, 2020
夢の中でリビングに入ると、
あの少女がダイニングテーブルに向かいながら
手紙を書いていた。
少女の手紙には、安達が書いた
当たり障りのない文章の続きに
「もう送らないでください 迷惑です
悪趣味です きついです しんどいです ムリっす」と
子供の字で書かれている。
「おいっ」
「筆、進まないみたいだから」
「勝手に書かないでよ~」
「光代おばさん、心のこもった手作りのプレゼント、
いつもありがとう。カラフルなデザインで、
気持ちが明るくなります。…うそつけ~」
「嘘じゃないよ」
「…仕事?うっぷぷぷ…アレだよ?」
「そういう言い方ないでしょ~。子供はもう寝てくださいっ」
「子供じゃありませ~ん」
「はいはい」
返事に雑さを感じた少女。
何を聞いても答えないだろうと高をくくっている安達に、
「質問してよ~」とおねだりする少女。
「じゃあ、あなたの名前は?」
「…」
「ほら」
あきれる安達に対して、
手元の編み棒をいじりながら何やら考え込む少女。
「…どっちなんだろう」
「え?」
「立場的には、どっちとも取れるな…でも、まあ、どっちでもないか…」
「聞いてる?」
「名前、ないや」
「…ほら、ちゃんと答えないじゃん」
「いや、本当にないんだよね…」
「じゃ、好きな食べ物は?」
「紅ショウガ!」
「媚びてる?」
「媚びてない」
「ねねねねね、なんでいつも私の夢に出てくるの?」
「…」
「はい詰まった~。質問コーナーお~しまいっ」
「あたしに冷たい」という少女に安達は
「誰にでもこんなもんよ」と返す、
「何年に一回会うか会わないかの親戚に
こんなに気を遣ってるくせに」と便箋をつまみあげられる。
そんな小競り合いをしていると
またいつものようにノックの音がした。
「開いてますよ~」と声をかけるが返事がない。
するとダイニングテーブルの後ろから、
色とりどりのパッチワークや
ヘアピンに身を包んだ女性が現れた。
「いいかしらお邪魔しちゃって、いや、してるかもう」という
言葉に有無を言わせぬ厚かましさがある。
少女もひるみ気味だ。
現れたのは「光代さんの時計」
今夜深夜0時52分 捨ててよ、安達さん。第4話(05/08)📺
出演 安達祐実,川上凛子,片桐はいり 他https://t.co/WCgsCqRHGr— kooss公式 編集室(run) (@jfifdecoder) May 8, 2020
今までのものとは違い、
どこか気を張っている安達。
紅茶を入れ、光代さんの時計を
歓迎している雰囲気を出している。
安達に言わせれば、
「あれは時計ではなく光代おばさんそのものだ」という。
「いかにも作りそう…」という少女に
「失礼なこと言わないの!」とたしなめるが、
安達の方が失礼であることには気づいていない。
手土産に「はちみつしょうが黒糖入り」を渡され、
表面上はにこやかな安達。
少女が無言で時計の方につき返すが、
時計も無言で元の位置に戻す。
安達は、いつも光代おばさんにするように
世間話を始めてしまう。
「時計、ありがとうございました。
すいませんあんな…大変でしたでしょう~」
「いえいえ~いいのよ~。全然大したもんじゃないんだから、
うふ。て、作ったのはあたしじゃないんだけど。
あたし作られた側なんだけど!あっははっは~」
時計によると、以前はパッチワークにはまり、
手提げを送っていたが、今はラインストーンを使って
普段使っているものをデコレーションするのにはまっているという。
安達の家に訪れたとき、
時計が見当たらないことにピンと来て、
時計を送るアイディアを思いついたようだ。
ラインストーンは一粒一粒、
安達のことを思いながら、
一カ月かけて作ったようだ。
「重!あんた重い、光代!」
「あらやだ!あたしゃ光代じゃないわよ!
光代おばさんが作った時計!」
一か月と言う年月の重みをかみしめ、
口では「いや~ありがたいな~」と言うが
その重さにひるんでいる安達。
少女は時計の頭上についている飾りを見て、
「おいしそう」とつぶやく。
それはラインストーンではなく、
安達のために光代が選んだパワーストーン、
天然石だった。
リビングからキッチンに向かい、
改めて紅茶を入れ直す安達に、
少女が語りかける。
「祐実ちゃんのためにセレクトした天然石。
老眼鏡ずっとつけてると頭痛くなっちゃうんだよね~。
だけど、祐実ちゃんのために、
今日はここまで仕上げちゃいましょ、
とかなんとか言いつつ、一カ月間毎日毎日…」
「静かにしてよっ」
「どうすんの?」
「なにが」
「こんな話聞いたら、ますます捨てられなくなっちゃうでしょ」
「捨てるなんて言ってないでしょ」
「嘘でしょ!?本当に飾るつもり?」
「気持ちは、本当にうれしいから!」
「それ本心?」
答えられない安達。
その代わりに張り付けた笑顔で
リビングに新しい紅茶を出しに行く。
光代の時計からもらったはちみつしょうがを
紅茶に溶かし、代官山で買ったクッキーをお茶うけにした。
少女は不思議そうにダイニングからリビングの二人を眺める。
「ごめんなさいねえ、急に押しかけて。
あたしみたいなでっかい時計が来て、
迷惑してるでしょう?」
「ぜんぜん、ぜんぜん!
この部屋殺風景だったんで、
うれしいです」
「…そうなの?ほんとうに?」
「はい、すごく、うれしい」
「…そうなの…」
なにやら深刻そうな表情の時計。
おべっかを使ったつもりが
沈んだ表情にさせてしまったので、
安達も戸惑う。
「…どうしました?」
「喜んでもらってるのに、言いにくいんだけどねえ…。
捨ててもらえないかしら、わたしのこと」
「えっ?」
捨てたいが捨てられない、と思っていたものに
「捨ててほしい」と言われ、安達は混乱した。
終われない気の遣い合い
「ごめんなさいね、ほんと」
「え、ちょっと待って、どういうこと?」
「ほんとに言いにくいんだけどねえ…。
光代おばさん、これ作ってて、具合悪くなっちゃって」
「えっ!?」
「ほら、こういうのって細かい作業でしょう?
集中しすぎて、首肩やっちゃって」
「はあ…」
申し訳なさそうな安達を不思議そうに見る少女。
「でも、光代が勝手に作ったんでしょう?
安達さんが頼んだんじゃ、ないよね?」
「ちょっと!やめなさい」
「ほんとに、おっしゃるとおりなんだけどねえ!
最初はさ、祐実ちゃんが結婚したとき
リングピロー作ってあげたじゃない?」
「…ああ、はい」
「あのとき祐実ちゃんリングピローリングピローって
言ってすごく喜んでくれて、
あれがよっぽどうれしかったのねえ。
あれから、ハンドメイドにこりはじめて、
なんやかんや祐実ちゃんに作っては送って。
そのたびに、祐実ちゃん丁寧にお手紙とお礼、
送ってきてくれるじゃない。あれがうれしかったのねえ。
次はもっと喜ばそうもっと喜ばそうって
エスカレートしちゃったのよねえ」
「ごめんなさい、私かえって気を遣わせて…」
「違うの違うの。祐実ちゃん悪くないの。
ただね、祐実ちゃんからお手紙とお礼が来る限りは、
終われないのよあの人も」
「そっかあ…そうだったんだ…」
「祐実ちゃんから終わらせてあげてくれないかしら?」
時計の言葉で、今まで、厚意を厚意としてのみ受け取り、
社交辞令でしか返事をしてこなかった自分の、
無関心や無神経に安達は気付かされた。
大人だから、付き合いだから、
そう言って相手をけむに巻いてきたところが、
自分にもあった。
「それに、はっきり言って趣味悪いじゃない」
「え…」
「こんなにセンスのいいお部屋に住んでる女優さんがねえ、
こんなもの持ってちゃいけないわ」
「いや…」
「ほんと悪趣味よ。あたしだってねえ、
こんな姿でいるのしんどいんだから」
「そんな…」
「そうだよ」
二人の会話に割って入る少女。
同意したのは「悪趣味に」ではなく、安達に対してだ。
「おいしそうだよ?」
「あらやだ、ありがとう。ありがとうね、
二人とも。だけど、気持ちの送り合いはここでおしまい!
どうせまた高いソーセージやらなんやら送ろうとしてたんでしょう?」
「まあ…」
「テレビで祐実ちゃん活躍してるの見れたら、
それでうれしいのよ。だからお仕事がんばんなさい!」
光代おばさんの気持ちは、いつもただそれだけだった。
気持ちがまっすぐ届き、安達は微笑んで答えた。
「はい!」
「燃えないゴミで、ちゃっちゃと出しちゃったらいいのよ!」
物との付き合い方
次の仕事で、マネージャーと二人、
あの時計を捨てたことを話す安達。
人から送られた手作りの品を捨てられるとは思わなかった、
とマネージャーは意外そうに言う。
「正直、嫌がってる様子もなかったから、
どんだけ人良いんだよ、ってドン引きしました(笑)」と
茶化すマネージャーに、
「今日の収録、このピアスつけてもいいかな?」と
聞く安達の手にあったのは、あのパワーストーンだった。
時計との別れ際、パワーストーンの意味を訊ねる安達。
パワーストーンの意味は、
「あなたを縛るものから心を開放する」というもの。
「さすがだよ光代!
安達さんに必要なことをよくわかってる!」とはしゃぐ少女。
「所詮ちょっときれいなただの石よ」という
時計の軽快な言い草は、
捨てる決断をしなければ知ることのない
光代さんのひょうきんな一面だった。
謎の少女と二人で改めて時計を眺めると、
部屋にあわないけばけばしい装飾に見えていたものも、
あかるくひょうきんな光代おばさんの純粋さに見えてくる。
「きれいだね」
「うん…光代おばさん、なんでこの石選んだんだろう…。
あたし、なにに縛られてるんだ?」
パワーストーンをなでていると、
不安定な小型のイーゼルが倒れてしまう
「ごめんなさい!」
「大丈夫だよ」
「え?」
「大丈夫、好きにしていいんだよ。
安達さんのものなんだから」
時計から剥がれ落ちたパワーストーンをなでながら、
バイバイリストの前に行く。
それを通り過ぎて窓を開けると、
夜の暗闇に反射する自分の顔が見える。
耳元にパワーストーンをかざしてみる。
安達はお別れの儀式のように、
あのパワーストーンだけを外して手元に残した。
パワーストーンはピアスとして生まれ変わった。
元の形ではなくても、
光代おばさんの気持ちは
安達のそばに残り続ける。
『捨ててよ安達さん』第4話の感想
録画しておいた
捨ててよ安達さん 見てる。
ふくれっ面も可愛すぎる安達さん
ホントは何歳なの?のターン
逆の立場で過去に何度も経験してそう🤭#捨ててよ安達さん #安達祐実 pic.twitter.com/Et38TP3KFi— 葉月めい (@_may_august_) May 4, 2020
最初は単純な行為だったのに、次第に形式的になってしまい、
気を遣っているつもりが気を遣わせている…。
モノだけでなくそのやり取りまでもがあるあるの回でした。
自分が決まりきった挨拶をしているうちは
見えてこない相手の一面、
というものもありますよね。
別れるときに時計が言ってくれた「お仕事がんばって!」という
純粋な励ましが、安達さんに届いたところは
すこし涙ぐみました!
温かく見守ってくれている人の気持ちを受け取ることも、
時と共にないがしろになってしまいがち。
「重い」なんて簡単に片付けず、
安達さんのように向かい合えたらと思います。
来週も楽しみです♪
『捨ててよ安達さん』第4話のアパレル情報
・UN3D.
冒頭、光代おばさんの時計をもっ
てSNS用の写真撮っていた時に
着用していたプリーツスカートのブランドです♪
・AULA AILA
安達さんが夢の中で着用していた
部屋着のボーダーワンピースのブランドです♪
・Diagram( GRACE CONTINENTAL)
光代おばさんの時計を捨てた話をしていた楽屋で
着用していたバイカラーフラワーブラウスのブランドです♪
『捨ててよ安達さん』第5話の予告
📺予約 ドラマ25 捨ててよ、安達さん。 第5話
TVh(テレビ東京系列) [2020年05月16日(土) 00:52~01:23] 31分
安達祐実の夢の中にモノ達が擬人化して登場▽共演者やマネージャーに言われたある言葉が気になってしまい…。さらに、夢の中には共演中の女優・梶原ひかりの姿…pic.twitter.com/VDgESm6TKX— TVRecorder 地デジ(札幌)/BS/CS (@TVRecorder_) May 8, 2020
自身が出演するドラマ撮影の合間に、
共演中の女優・梶原ひかり(梶原ひかり)から
ある相談を持ちかけられる。
しかし、「なに聞いても当たりさわりのないことしか
言ってくださらないっていうか」と
腹立たし気に安達を突き放す梶原。
安達さんは梶原の威圧的な態度に圧倒されてしまう。
さらに、西村マネージャー(西村晋弥)に
言われた一言が気になってしまい…。
その夜、夢の中に現れたのは、
なんと梶原ひかりだった!
『捨ててよ安達さん。』の動画配信を観るには?
『捨ててよ安達さん。』の動画配信を
観るにはParavi がオススメです。