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『捨ててよ安達さん』第3話ネタバレあらすじと感想!インテリアと衣装のサスペンダーが可愛過ぎる!

女性誌の企画で 毎週思い出の品を1つずつ

捨てていくストーリーの『捨ててよ安達さん』。

 

今まで大切にしていた(?)モノが

擬人化されて安達さんの前に

現れてくるという不思議な物語です。

 

モノを大切にして簡単には捨てないのは

スポンサーが「メルカリ」ということもあるのかも?

 

今回は、『捨ててよ安達さん』第3話ネタバレあらすじと感想!

インテリアと衣装のサスペンダーが可愛過ぎる!についてお話していきます。

 

 

『捨ててよ、安達さん。』キャストやあらすじ、ロケ地や主題歌!安達祐実が安達祐実役で?

『捨ててよ安達さん』第3話ネタバレあらすじ

 

ケータイは燃えないゴミ

楽屋で音ゲーに熱中する安達。

 

マネージャーに

「安達さん、ケータイって燃えないゴミですかね?」と言われ、

なんとなく答える。

 

「携帯って、なんとなく捨てないですよね」と言われたことから、

家に帰り自分のガラケーを取り出す。

 

モノの夢から解放され、夢をコントロールするため、

家族三人で海に行く様子を思い浮かべながら寝る安達。

 

眠りに落ちていくと、次第に波の音が聞こえてくる。

 

今日こそモノの夢から解放される…と思うと、

そこには空色のシャツを着た謎の少女が寝転がっていた。

 

「なんで出てくるの?」と聞くが

「これは安達さんが見てる夢でしょ」と言われ返す言葉がない。

 

謎の少女に「何歳?」と聞くと

「安達さんと同い年」と答える。

 

「見えないって…」

 

「なんでそんなこと言うの?」

 

「だって童顔じゃん。

…童顔ていうのもおかしいか、

子供の顔じゃん?」

 

安達に鼻で笑われ、少女はふくれっ面だ。

 

「人を見た目で判断するの、ひどくない?」

 

「別に悪い意味じゃなくてよ」

 

「自分だって、子供の時から同じ顔してんじゃん。

安達さん、童顔ていわれるのイヤでしょ?」

 

少女と同じようにふくれっ面の安達。

 

「…イヤじゃないよ」

 

「嫌がれよ」

 

「で、本当は何歳なの?」

 

 

現れた初代ケータイ

 

そこにいつものノックの音がした。

 

ノックの音に、今日訪れるモノを予感する安達。

 

寝る前に取り出したガラケーに違いない。

 

高校の時に使っていたケータイだから

制服を着た高校生の女の子が来るのではないかと予想する。

 

しかし、そこに立っていたのは

ピンクのシャツにガンジャのチョーカーを付けた、

濃い顔の青年(加藤諒)だった。

 

「ご無沙汰してます、ボク、安達さんの初代ケータイです」

 

「え、ええ~~~~…」

 

「どうしたの?」

 

「いやちょっと、想像してたのと違った。

あの、捨ててほしいっていうお話ですよね?

それだったらあの、もう捨てるつもりでいるんで大丈夫ですよ。

たまたまちょっと燃えないゴミの日が先なんで、まだ置いてあるんですけど」

 

追い返そうとするが、ドアの隙間に体を乗り出し帰ろうとしないケータイ。

 

「ボク、あの、ちょっとボク、抗議したくて…」

 

「抗議…?」

 

捨ててほしくないケータイ

 

 


安達に捨てられることが納得いかないというケータイ。

 

ケータイが安達の部屋を物色している間に、

安達はこそこそと少女に話しかける。

 

「待って。今までの流れからするとさ、ここにくる、

ゲスト?って、私に捨ててくれって言いに来るっていう、

そういう流れができてたじゃない?」

 

「そうだっけ」

 

「ここにきて捨てられたくないっていう人が来ちゃうと、

なんか、流れに一貫性がないっていうかさ…」

 

「あ~ヤダヤダ、一貫性とかウゼー」

 

「いや、シリーズ的なやつだから。

そこは、あったほうがいいかなあ。

こっちも心の準備がねえ?

急に、捨てられたくないって人が来ちゃうとさ」

 

少女と安達の会話を聞いていたケータイが割って入る。

 

「あの!その、捨てられたくない、ってなんですか?」

 

「え?」

 

「なんで僕が、捨てられたくないってことになってるのか、ってことです」

 

「え、言ったよね?」

 

「言ってないです」

 

「言ったよ」

 

「なんで、僕が捨てられなきゃいけないんですかって言ったのであって」

 

「同じじゃない?」

 

「…違う」

 

ケータイとの食い違いに納得できず、少女に助けを求める安達。

 

「うん、違う。理由が知りたいってことでしょ?」

 

「はい」

 

「理由…」

 

「理由。納得感が欲しいんです、捨てられるにしても」

 

「どうなんですか?」

 

「使わないし…、…使わないからです」

 

直接的な言葉に傷ついた様子のケータイ。

 

安達から顔を背け、涙をこらえる。

 

「ショック?ショックなんだ」

 

少女がケータイをからかう。

 

「…ショックじゃないです」

 

「めっちゃショックそうな顔してる」

 

「やめなよ」

 

「泣きそう(笑)」

 

「泣きそうじゃないです!

じゃあ聞きますけど、この20年近く、

ずっととっておいたわけですよね、

使わないのに。

なんで、今まで捨てなかったんですか?」

 

「忘れてたから」

 

さらに直接的な言葉にショックを隠せないケータイ。

 

「ひど…」

 

なぜか謎の少女も険しい顔で傷ついた様子だ。

 

「ひどっ。忘れられるって、悲しいんだよ。

うざがられて、ジャマ者扱いされる方がまだマシ」

 

「忘れてたんだ…へぇ~~~…そうだったんだ…」

 

「あ、ほら、泣きそう」

 

「泣きません」

 

自分の言葉で二人を傷つけてしまったことに慌てる安達。

 

フォローしようとするが余計にケータイを興奮させてしまう。

 

「別に、全然未練がないわけじゃないんですよ。

ただ、今、いろいろあって、物捨てなきゃな~と思ってて。

で、使うか使わないかの尺度で考えると、

使わない、に入るじゃないですか、それで…」

 

「使うとか、使わないとかじゃないじゃなくって、

思い出の品っていうジャンルじゃないですか、

ケータイは!」

 

「思い出…」

 

「いつ使ってたケータイなんだっけ」

 

「高校の時」

 

「高校生ですよ、10代ですよ!

それを、使わなくなったわって、

パッて捨てます?」

 

「ごめんねえ…いま~、物捨てるコラム書いてて、

次捨てるのにちょうどいいかなって思っちゃって」

 

「1999年、女子高生を中心に

世界が回っていたといっても過言ではない!

そんな時代に女子高生だった!

安達さんの!青春が!ボクには、

詰まってるんですよ!」

 

「携帯が、熱くなっちゃってる…

充電中じゃあるまいし…」

 

少女は他人事のようにまたケータイをからかう。

 

「ちょっとくらい、懐かしそうに眺めるとか、

そういうことがあってもよかったんじゃないですか!」

 

ケータイに詰め寄られ、返す言葉に困る安達。

 

「すがりついてるわけじゃないんですけど…

僕の仕事って、単にメールを送るとか、

電話をするとか、それもそうなんですけど、

それだけじゃないと思ってて。

人の、その時のその人の人生を、

預かってるつもりなんで。

だから僕、短い間ですけど、

安達さんの青春と共に生きてたと思ってたんで。

だから、別れるなら別れるで、

ちゃんと、お互いが納得する形で、

終わらせませんか?」

 

「お、恋の終わりっぽい」

 

「やめなさいって。

ちょっと!子供の前で変な言い方すんの

止めてもらえませんか!」

 

「子供じゃねえし」

 

「ね」
「ね」

 

「え?」

 

謎の少女が誰なのか、

ガラケーは知っているようだ。

 

「僕は、恋の終わりくらいの気持ちで、

青春を成仏させてあげるべきだと思います」

 

うわべで取り繕おうとする安達にケータイが踏み込む。

 

すると安達は、決心したように高校時代のことを語りだした。

 

「なかったんで、青春とか」

 

安達の真剣な表情に、

思わず顔を見合わせる少女とケータイ。

 

「買ってうれしかったな~

とかは確かに覚えてるんですけど。

でも、学校から仕事行くときとか、

迎えに来てもらうときに使うとか、

そういうのだったんで。

女子高生の青春みたいなのは、なかったかなあ…。

はっきり言いますね。

正直、あんまいい思い出じゃないんだよね、

高校時代って。

嫌な思い出があるわけでもないんだけど、

でもやっぱ、普通の高校生とかと違うからさ。

あ、後悔してるわけじゃないよ?

ただ、すごく思い入れがある時期、

ではないっていうか…。

だから、そういう風に一生懸命言ってもらえて、

気持ちはとてもうれしいんだけど、

ただ、そういうことなんです。ごめんなさい」

 

誠実な安達の言葉に、ようやくケータイも納得した。

 

「…わかりました。すいませんでした、現れて」

 

「あ、いえいえ、こちらこそ」

 

 

「あの、もしよかったら、これ…」

 

「あっ」

 

ケータイが犬のチャームがついたストラップを取り出す。

 

にわかに喜ぶ安達。

 

「なにこれ?」

 

「出てたドラマのグッズ…」

 

「おや、懐かしい」

 

「いやほんと、仕事ばっかりだったな~。

まあそれはそれで楽しかったんだけどね。

…ほんとに楽しかったのかな?

人間の記憶ってほんと曖昧だね~。

忙しすぎて、余裕なかったのかなあきっと」

 

ソファに腰かけ、思い出をまとめようとする安達に

ガラケーが訊ねる。

 

「本当にそうでしたか?」

 

「ほんとにそうでしたよ」

 

「安達さん、どんな女子高生だったの」

 

「…普通」

 

「普通なわけないじゃん」

 

「確かに着信履歴、

マネージャー・お母さん・マネージャー・お母さんだったな…」

 

「全部覚えてますよ。

何月何日って言ってもらえば、

スケジュール全部言えます」

 

誇らしげなケータイに、

謎の少女が喜んで聞く。

 

「え、じゃあさじゃあさ、

安達さん、1999年の、4月23日は、何してたの?」

 

「えっとねえ…」

 

胸に手を当てて、記憶の中の履歴を探るケータイ。

 

「その日は、学校の球技大会だったんですけど、

大型時代劇の撮影が入って、午前中に学校を早退してますね。

そのあと、雑誌の取材やなんやかんやで、

家に着いたのが12時過ぎです」

 

「へぇ~」

 

「全部記憶してますから」

 

「へえ、そうなんだ~!全然覚えてないわ」

 

今度はケータイの方から、安達に訊ねる。

 

「安達さん、1999年5月の7日に、

何をしていたか覚えていますか?」

 

「仕事?ドラマとか。…でしょう?どうせ」

 

「安達さんの言う通りです。

人間の記憶はあいまいなんですよ。

つらかったことも、良かったことに補正されることもあれば、

その逆もあります。」

 

意味深げなことを言うケータイに、

あきらめたように笑う安達の表情が変わる。

 

「その日のことを、思い出せたら、

捨ててください。安達さん」

 

1999年の5月7日に、何があったのだろうか?

 

 

11年前の記憶

目が覚めると枕元には

置いた覚えのないガラケーがあった。

 

ガラケーを充電器につないで、

電源をつける安達。

 

そこには、仲の良かった

「ともちゃん」からのメールが

 

「うまくいった?」

 

「さやかにママのふりしてもらって、

先生に電話してもらった。(笑)」

 

「お兄ちゃんの車で迎えに行く。

11時に駅前でいい?」

 

一見たわいないメールのやりとりだが、

その日の写真を見てみると、

同級生と海に行った写真があった。

 

高校の制服を着て海辺でポーズをとる5人。

 

何枚も何枚も現れる過去の海と笑顔の写真。

 

「青春じゃん…」

 

初代ケータイの中には、

忘れていた青春が残されていた。

 

 

青春再び

ケータイショップにガラケーを

リサイクルに出しに行ったマネージャーが、

店頭で電池パックのところを開けられて、

彼女とキスしてるプリクラが

貼ってあったという話に笑う安達。

 

「で、その彼女とは?」

 

「大学卒業と同時に別れちゃいました」

 

「あ~そっか」

 

「いや~恥かきましたよ~」

 

「青春じゃん(笑)」

 

仕事の後、駐車場に行って車に乗る安達。

 

マネージャーはそれを見送る。

 

「珍しいですね、まっすぐ帰らないの」

 

「ちょっとね高校の時の友達と会うから」

 

「高校?友達いたんすか?」

 

「いたよ~なにそれ」

 

「いや高校の時の話とか初めて聞くんで。

どうせ仕事ばっかりだったんですよね?

あんまりいい思い出ないみたいに言ってたから」

 

「そんなこと言ったっけ?」

 

車に乗って走り出した安達は、

かつての仲間を拾って海に向かった。

 

 

『捨ててよ安達さん』第3話の感想

いつも見過ごしてしまいそうな些細な本音を描く

「捨ててよ、安達さん。」ですが、今回は特別にエモかったです!!

 

高校時代と一緒に忘れ去ってしまった

友人との関係がよみがえるという

 

モノたちにとっては忘れられてしまうことはひどいことですが、

「忘れてしまいたい」と思うことも

本人にとっては深い思い入れの表れのように思いました。

 

モノたちが擬人化されて語りかけてくるという設定、

当初は突拍子もないように感じましたが、

物は記憶と強く結びついているということが実感されるお話でした。

 

時には過去の自分が語りかけてくるように感じてしまいますよね。

 

ドラマの中の「安達さん」にとってモノと向き合うことが

自分の過去と向き合うことになって、

少しずつ現実の安達さんに

変化をもたらしているというのが素敵です。

 

これは最終回まで見たい!

 

来週も楽しみです♪

 

 

『捨ててよ安達さん』第3話のアパレル情報

 

・BOKU HA TANOSII

安達さんが夢に入る前に

部屋着で着用してたTシャツのブランドです♪

 

 

・VOLCOM

 

夢に入った後の安達さんが

着用していたネルシャツのブランドです♪

 

・IKUMI(イクミ)

 

夢に入った後の安達さんが

着用していたサスペンダーのブランドです♪

 

『捨ててよ安達さん』第4話の予告

ある日安達さんの元へ遠い親戚だという

光代おばちゃんから手作りの大きな時計が届く。

 

お礼の手紙を書こうと筆を執ったが、

思うように進まない。

 

悩んでいるうちに眠ってしまった安達さんの

夢の中に光代おばちゃん手作りの

時計・ミツヨ(片桐はいり)が現れる。

 

そして、今まで知らなかった意外な事実を知る!

 

『捨ててよ安達さん。』の動画配信を観るには?

 

『捨ててよ安達さん。』の動画配信を

観るにはParavi がオススメです。

 

Paraviの公式サイトはコチラ

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