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『捨ててよ、安達さん。』第2話ネタバレあらすじと感想!コラボグッズ展開!

 

安達祐実が本人役で主演し、

夢に登場する擬人化した”捨てられないたち”と

対峙する『捨ててよ、安達さん。

 

ネットでも評判で深夜にもかかわらず

ハマっている方が多いようですね。

 

今回は、『捨ててよ、安達さん。』第2話ネタバレあらすじと感想!

コラボグッズ展開!についてお話していきます。

 

 

 

『捨ててよ、安達さん。』キャストやあらすじ、ロケ地や主題歌!安達祐実が安達祐実役で?

 

 

『捨ててよ、安達さん。』第2話ネタバレあらすじ

 

また何か捨てなくては

前回、代表作が焼かれたDVDと別れることを決意した安達。

 

しかし、「捨てる」ではなく

「娘に渡す」という選択をしたことで、

マネージャーに「担当から連載の一回目としては

ちょっと弱いかもしれないと提案された」と言われ、

新たなもの、「安達さんらしい、暮らしにまつわるもの」を

捨てなければならなくなった。

 

自宅に戻り、娘に声をかけ、

冷蔵庫から紅しょうがを取り出す安達。

 

二口つまみ、食べる分だけ皿に分けると、

輪ゴムで袋を止め、汁漏れを防ぐためレジ袋に入れて冷蔵庫に戻した。

 

ソファに寝そべりながら

紅しょうがをつまんでいるうちに、

うとうとし始めた安達。

 

目を開けた次の瞬間、

また謎の少女がダイニングにいた。

 

 

謎の少女

少女はダイニングで紅しょうがをつまんでいる。

 

安達の視線を感じて怪訝な顔になる。

 

「なんすか?」

 

「もしかして…サトウチエちゃんじゃない?」

 

「違います」

 

「ここに現れるものって、私の後悔とか、

心残りとか?そういうものなんじゃないのかな、

って思うんですよね。

で、あたし誰か女の子に悪いことしたことあったかな~って考えて、

で、サトウチエちゃん思い出して。

なんか顔も似てる気がする」

 

「やめろ」

 

「ほんとに違います?」

 

「違う。何したの?その、サトウチエちゃんに」

 

「幼稚園の時に、シンデレラやったの、お遊戯会で」

 

「ほぉ」

 

「で、私シンデレラだったんですよ」

 

「ふむ」

 

「でも、あたしにあたしに与えられた役は、

変身後のシンデレラだったの」

 

「変身後?」

 

「変身するときにさ、魔法使う役の子が、

こうやって魔法かけると、暗転して、で、

その間に変身前のシンデレラの子と

私が入れ替わって、で、明かりがつくっていう。

その変身前のシンデレラをやってたのが、サトウチエちゃん」

 

「うん」

 

「…私のこと恨んでる?」

 

「知らん」

 

「幼稚園児ながらに、傷ついたと思うんですよね?」

 

「知らんて」

 

「でもさ、あたしはあたしで、結構複雑だったんですよ」

 

「あ、そ」

 

「変身前と変身後じゃ、芝居場が、絶対変身前の方が多いわけ」

 

「そうなんだ」

 

「あたしも一応子役っていうか、プロだったわけじゃん?

それが、きれいなドレス着せられて、

ちょっとかわいいポーズとるだけ、みたいな、

やりがいっていうか、ねえ」

 

「うわ」

 

「しかも、チエちゃんものすごいお芝居ほめられてたわけ!

なんか悔しかったんだよなあ~」

 

「うわうわ」

 

「変身前のシンデレラこそ、私が、

やる意味があったと思う…」

 

ご満悦で過去を語る安達に、冷めた視線を送る少女。

 

「うわ~~」

 

「え、なになに?」

 

「自分に、お酔いになられてます?」

 

「え。え、うそ、そういう風に聞こえてる?」

 

「自覚ゼロかい。引くわ~。生まれながらの女優かよ」

 

少女にあきれられている安達のもとに、

また、捨ててほしいものたちが訪れた。

 

今回は二人の男女だ。

 

捨ててほしいものたち

 

「輪ゴムさん、と、レジ袋さん。捨てろよ~」

 

「え、なんで。だって輪ゴム便利じゃん。

レジ袋とかそのまま捨てるバカどこにいるよ。

とりあえずとっておくでしょ」

 

安達の一言に、輪ゴム(臼田あさみ)の表情が曇る。

 

「…人のこと、便利とか言ってる」

 

「え、人なんだ。…ごめんなさい!

でもでも、便利ってほめ言葉じゃん?

ていうかちょっと待って、これまた、

一応念のために聞くんだけど、

これってあたしの夢の中だよね?」

 

「だからって人のこと傷つけていいと思ってるんだ~。不遜だな」

 

少しナルシシズムの強いレジ袋(戸塚純貴)の

一言に、カチンとくる安達。

 

「あ~~悩んでるの!特に夢とかイヤ!

こういうさ、自分で状況をコントロールできない感じが、

本当に、イヤ!」

 

3人から離れたローテーブルの近くに座り、

いじけて紅しょうがをつまむ安達。

 

捨ててほしいものたちは場を取り繕うように自己紹介を始めた。

 

「私、輪ゴムです。

安達さんのお宅は

もう1年くらいお世話になってます。

現在は、安達さんの大好物の紅しょうが、

止めさせていただいてます」

 

「え、あれ?そうでしたか!いつもお世話になっております」

 

「いえ、こちらこそ、お世話になってます。

でも私、もう、体が、限界なんです」

 

「体が…」

 

「限界…?」

 

輪ゴムの言うことを理解しかねる少女と安達。

 

「わたし、冷蔵庫のフックに基本かかってるんですけど、

安達さん、私ばっかり仕事させるんです。

一番上にあって、ちょっと大きめだから」

 

「うわ、都合のいい女扱い」

 

「そ、それやめなさい」

 

ほこりはたきで安達を指さす少女と、

図星を突かれて居心地の悪い安達。

 

「はじめは、うれしかったんです。

ほかにもこんなにいるのに、

私ばかり使ってもらえて。

でも、だんだん、私じゃなくてもいい仕事まで

私に振るようになって…。

もう私、体力的にも精神的にも限界なんです。

このままじゃ私、近いうちに切れて、

紅しょうがをぶちまけてしまいそうです!」

 

溢れる思いをこめて、ぬいぐるみを締め上げる輪ゴム。

 

「確かに、あの、一番上にかかってる

、適度な長さのやつばっかり

使ってたかもしれないですね…」

 

輪ゴムの手からぬいぐるみを救い上げ、

やさしく抱きしめる安達。

 

「お願いします。仕事ができなくなる前に、あたしを…」

 

「贅沢なんじゃないの」

 

今まで黙って輪ゴムと安達の話を聞いていたレジ袋が、

輪ゴムの話にため息をつく。

 

「え?」

 

「1年くらいかな~、俺がここに来て。

ま、ずっとシンクの下の物入れにいたから、

よくわかんないけど」

 

「いや、でも、レジ袋は

結構いろんなところで使ってますけどね。

たしかに、ため込んで、

いっぱい入れちゃって、溢れちゃってますけど。

でも、ちゃんと循環して」

 

安達の言い訳をさえぎり、

レジ袋は満を持して自分のことを語りだした。

 

「俺、ほかのやつらとは違いますから」

 

「はい?」

 

レジ袋の言葉を、輪ゴムが補う。

 

「ほかの、コンビニのレジ袋とは違う、

って言いたいんだと思います」

 

「どう違うんですか?」

 

見かねた少女が訊ねる。

 

「俺、書店のレジ袋だぜ。材質も形状も、

彼らとは全然違いますから!」

 

深い緑色、大きくかさばるファッション誌を入れても

破れない丈夫さとすべすべした手触りのレジ袋。

 

たしかに高級感は高い。

 

「そうだよね。そりゃそうだ全然違うわ!

なんだよ若いからってさ!」

 

「ねえ!ゴミ袋ってねえ!」

 

「わかるよ、私はわかるよ。

あの形状でゴミ袋に使うって(笑)」

 

「ねえ(笑)」

 

急に意気投合して盛り上がる安達とレジ袋。

 

戸惑う輪ゴム。鼻で笑う少女。

 

「なるほど、確かにゴミ袋としては不便…」

 

「いや不便とかいうのやめて」

 

輪ゴムも小さな声で参戦する。

 

「持ち手も、結べないしね」

 

「マイナス面あげつらうのは違うじゃん」

 

「ああごめんなさい」

 

「一年放置された身からすると、君の話は贅沢だと思うよ」

 

「いや、私だって!選んでもらってるっていう自覚はあったから、

少しでも貢献しなくちゃって、必死に頑張ってきたけど、

でも、やっぱり年取って、だんだん張りがなくなってきちゃって。

これ以上仕事のパフォーマンスが落ちるくらいなら、今のうちに…」

 

「君はいつだって仕事仕事だね」

 

「そんなつもりは…」

 

旧知の二人のバトルゴングが鳴った。

 

「オーケー。だったら最後まで職務を

まっとうするのが筋なんじゃないの。

一年暗い部屋の中で、

何の仕事も与えられなかったこっちの気持ちわかる?

いや最初は暇でラッキーとか思ったけどさ、

だんだん、からっぽになってくるんだよ」

 

「からっぽですけど…」

 

根本的なところを指摘する少女。

 

「俺って何?何のために存在してんの?って…。

空虚なプライドを、もてあそぶ日々だよ」

 

「はい、出た。あなたはいつだってプライドプライド!

ふん、結局、書店のレジ袋のプライドが邪魔して、

ゴミ袋になれなかっただけじゃない!」

 

「プライドを失ったらさぁ~!存在する意味ないでしょ!」

 

「常に周りにマウント取って、つまんない人生ね」

 

「はぁ~?別にマウントなんかとってねえしつまんなくねえし」

 

「取ってました~!材質も形状も彼らより上等みたいなこと言ってました~!」

 

「違うって言っただけで~!別に~差別とかしてねえし~」

 

「じゃあ言いますけどねえ、あなた!

材質がいいからってねえ、

かわいいサブバックになれるわけじゃないのよ!」

 

「サブバック…?」

 

「かわいい袋がほしいから、

無駄に高いチョコレート買う人だっているの!」

 

「…サブバック…」

 

確かに、安達はかわいく材質が固い、

小さめの紙袋をサブバックとして利用することがあった。

 

そこに書店の袋が活用されたことはない。

 

「俺だって、ゴミ袋になる覚悟はできてたんだよ!

たとえゴミでも、何も入ってないよりずっとやりがいがあるんだよ!

生きてるって感じがするんだよ…袋だからさ…」

 

意気消沈し、みじめさに沈むレジ袋の肩を優しく抱く輪ゴム。

 

「ごめん、言い過ぎた。あたしだって、

あなたの活躍もっと見たかったから。

最初はあんなにパリッとしてて、知的な感じがして」

 

「俺だって見せたかったよ、バリバリ働いてる姿…。

でも、どうしようもなかったんだよ…」

 

「ごめん!わかってあげられなくて…」

 

「俺の方こそ、ごめん…」

 

「あれ、お二人って…」

 

二人の間のただならぬ雰囲気に、何かを察した安達。

 

「私、彼が入れてた書籍についてた輪ゴムなんです」

 

「と、いうことは…」

 

「この家には、一緒に来ました」

 

輪ゴムは、安達が買った付録付きファッション誌を束ねていたもので、

レジ袋は、書店でファッション誌を入れてもらったレジ袋だった。

 

家の中を歩いて、気にかけられているものたちを見て、

輪ゴムとレジ袋は落胆した。

 

便利に使われて、くたびれた輪ゴムと、

使われる兆しもなくしまい込まれたレジ袋。

 

お互いに、最後は一緒に過ごしたいと望み、

うっとり見つめあう二人。

 

「輪ゴムとレジ袋の恋かあ…。

なんちゅうむなしい夢を…、おかわいそうに」

 

「大人を憐れむのはよしなさいよ、子供のくせに!」

 

「子供じゃないよ、わたし」

 

二人の最後を美しいものにするため、

少女はデートを提案した。

 

場所は安達家の庭だ。

 

昼間の気持ちいい庭の中、

ふたりは最後の時を迎える。

 

 

輪ゴムとレジ袋、最後のデート

花壇の植物に水をやりながら、

少女が安達に訊ねる。

 

「安達さん、使わないにもかかわらず、

彼を捨てなかったのはどうして?」

 

「それは…、いつか、使うと思ったから?」

 

「捨てるでもなく使うでもなく、生殺し。

見えないところに遠ざけて、罪悪感から逃げてるんだ。

得意だよね、安達さん」

 

「え?」

 

「期待しちゃうよね、こっちは」

 

「まあまあまあまあまあ、ねえ。

ほら、安達さん、やさしいから。

あるよね、そういうことも。

でも俺的にはさ、もう気い使ってくれなくてもいいと思ってる。

ほら、俺に、可能性?感じてくれただけでうれしいんで」

 

「ありがとう」

 

やさしいレジ袋の気遣いに、心和む安達。

 

「捨ててよ、安達さん」

 

「ありがとう、ふたりとも!」

 

「さよなら、安達さん」

 

やり切った表情のレジ袋が

安達と見つめあってるところに、

輪ゴムが割って入る。

 

「え?なんだろ。不愉快。誰にでも、

そういう優しいこと言ってんの?」

 

「「え?」」

 

「誰にでも、そういう、優しいこと言ってんの?」

 

「え?いやいや、待ってよ」

 

「え、どうなの!あたしが、仕事してる間、

安達さんに使ってほしい触れてほしい、

抱きしめてほしいとかそういうことばっかり考えてたわけ?」

 

「いやいやちょっと待ってよ、どうしたの」

 

「安達さん!あたしばっかりに仕事をさせてたのは、

あたしを先に亡き者にするためなの?」

 

「いやいやまさか」

 

一笑に付してごまかそうとする安達を諫める少女。

 

「安達さん!はっきり言ってやんな」

 

「はいっ。絶対に、ない」

 

「信じていいの?」

 

疑惑の視線を向ける輪ゴムを、

後ろから抱きしめる書店のレジ袋。

 

「信じろよ、俺を」

 

心満たされていく輪ゴム。

 

突然のラブシーンに呆然とする少女、

少女漫画のような展開に胸ときめく安達。

 

夢はゆっくりと覚めていった。

 

 

目が覚めた安達

目が覚めて体を起こした瞬間、

置いたことを忘れた胸元の

紅しょうがの皿がひっくり返る。

 

しばらく放心していたが、

拾い集めたかわいた紅しょうがを、

深紅の下にしまってあった緑の書店の袋に入れ、

口はあの大きめの輪ゴムで縛って捨てた。

 

気持ちだけ、ギフトのようにかわいく結んで。

 

『捨ててよ、安達さん。』第2話の感想

最後、安達さんは「生活感出しすぎちゃったかな~」と

気にしていましたが、実力のある女優さんの生活感ある姿って、

魅力的ですよね!

 

書店のレジ袋と輪ゴム、

たしかに捨て時が難しくて、

うちにもぎっしり溜まってます…。

 

「とっておく=大事にしている」というわけではありませんよね。

 

思い出も同じかもしれません。

 

「覚えている=忘れられない大事な思い出」というわけではないはず。

 

忘れてしまいたいもの、忘れてしまったものの中にこそ、

自分を形作る重要な思い出がある。

 

安達さんと「もの」たちのさりげないやりとりをみていると、

そんな風に考えさせられます。

 

「もの」と向き合うことは、

忘れてしまいそうな自分自身と向き合うことになる。

 

来週は何と向き合うのでしょうか!楽しみです♪

 

 

『捨ててよ、安達さん。』コラボグッズ展開

 

 

『捨ててよ、安達さん。』と

ファッションブランドTANGTANGがコラボして、

パーカー、スウェット、Tシャツを出します!

 

監修は安達祐実さんご本人!

 

普段使いに適した大きめのサイズ展開で、

オフの部屋着にピッタリ合う使用になっています!

 

物を捨てるドラマでグッズが出る矛盾(笑)は感じますが、

とってもかわいいです!

 

公式HPはコチラ→

 

『捨ててよ、安達さん。』第3話の予告

 

「夢ってさあ、見ないようにできないかな」

 

「夢をコントロールできる人がいるって」

 

ショートスリーパーである上に、

妙な夢に悩まされている安達は、

夢をコントロールする方法を探りだした。

 

しかし、今回も高校時代のガラケー(加藤諒)が

安達の夢を訪れる。

 

「あんまいい思い出じゃないんだよね、高校時代って」

 

「成仏させてあげるべきだと思うんです」

 

「なかったの、青春とか」

 

 

考えないようにしていた苦い高校時代がよみがえる。

 

次週、ガラケーを捨てるのか、安達さん。

 

 

『捨ててよ安達さん。』の動画配信を観るには?

 

『捨ててよ安達さん。』の動画配信を

観るにはParavi がオススメです。

 

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