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『警視庁・捜査一課長2020』第5話ネタバレあらすじと感想!「しがみつく」を「あきらめない・関係を守る」にできていたら!

警視庁・捜査一課長2020』第5話は、

3人のしがみつく女性がテーマです。

 

地位や名誉、過去の栄光に

しがみつく者の弱さの裏にはなにがあるでしょうか?

 

今回は、『警視庁・捜査一課長2020』第5話ネタバレあらすじと感想!

「しがみつく」を「あきらめない・関係を守る」にできていたら!

についてお話していきます。

 

 

 

『警視庁・捜査一課長2020』のあらすじやキャストは?ロケ地や主題歌も気になる!

 

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※ 記事の公開日(更新日)での情報です

 

『警視庁・捜査一課長2020』第5話ネタバレあらすじと感想!

 

キャミソールを握った転落事件が起きる

事件現場は武蔵野市吉祥寺。

 

被害者は原宿の

古着屋OLD CLOTHESの店員・青崎美枝(35)(内田慈)。

 

事件の目撃者によると、

ビルの屋上からキャミソールを掴んだ美枝がぶら下がっており、

目撃者が慌てて通報しているうちに

力尽きて転落したという。

 

武藤がキャミソールについて

知識を披露しようとするが遮られた。

 

屋上で人影が見えたため、

事故や自殺の可能性は低い。

 

一瞬だったため男性か女性かを

断定することはできなかった。

 

死因は頭部及び頸椎の骨折、

死亡推定時刻は午後3時10分。

 

被害者の服装から、古着屋よりデザイナータイプ、

お金や人間関係に執着するタイプではないかと

平井の勘が冴える。

 

そこに現れた天笠から、

「被害者にはストーカーの前歴がある」ということ、

古着屋の前はトロアフィルというデザイン事務所に

勤めていたことが報告され、平井の勘が裏付けられた。

 

大岩や小宮山が、事件現場に居合わせて

動画撮影を撮影していた男性から話を聞いているうちに、

平井は現場を訪れているショートカットの女性の

険しい表情に、「何かある」と勘を働かせて彼女の後を追う。

 

大岩は武蔵野中央署に捜査本部を設置することを小宮山に指示。

 

捜査会議

 

 

 

被害者が落下したビルの従業員から聞き取り調査をしたが、

美枝を知る者はおらず、屋上にいた不審な人物の目撃情報もなかった。

 

キャミソールから被害者のものではないDNAが

一つ検出されたが、前科者リストとの照合の結果

一致するものはなかった。

 

 

美枝がストーカーをしていた相手は

灰田民夫(45)(小田井涼平)という

デザイナーの男性だった。

 

美枝とは恋愛関係にあったが、

一年前に破局。

 

その後、美枝が執拗にストーカー行為を繰り返していた。

 

しかし、灰田本人によると、

自分に好意を寄せていたわけではなく、

別れた後も「自分のデザインを盗んだ」と

言ってはお金を要求していたため

「美枝の目的はお金だった」という。

 

また、美枝が握っていたキャミソールは

美枝がデザインしたトロアフィルの商品で、

最近になって「新商品は自分のデザインを盗んだものだ」と言って、

トロアフィルの社長相手にも訴訟を起こしていたようだ。

 

美枝に訴えを起こされた相手が美枝を殺害したのだろうか?

 

トロアフィルの社長・赤堀ルリ子(42)(酒井若菜)こそ、

平井が現場で発見したショートカットの女性だった。

 

美枝とルリ子はともにKKドレスという黒坂圭一郎(天宮良)が

社長の大手アパレル会社の社員だったが、

ルリ子が美枝を連れて独立しトロアフィルを設立。

 

当初ランジェリー専門の会社で、

美枝がデザインしたキャミソールが大ヒットし会社が

軌道に乗ったが、3年前に突然美枝が会社を辞めた。

 

退社の理由は自主退職だというが…?

 

「本件の被害者は、ビルから転落しながらも、

キャミソールを握りしめたまま、決して離さなかった。

そこに、どんな思いが込められていたのか、

その真相を明らかにし、被害者の無念を晴らすために、

必ず!ホシを挙げる!」

 

トロアフィル社長・赤堀ルリ子

女性を追ってボルダリング施設にやってきた平井。

 

聞き込みをしようとするが

「無駄なおしゃべりは嫌いだ」と突き放されてしまう。

 

ルリ子は新ブランド「Mama’s Thread」の

記者発表に立ち会った平井のもとに小宮山が合流する。

 

ルリ子は事件との一切の関与を否定。

 

美枝が退社した理由は「一身上の事情としか聞いていない」という。

 

犯行時刻には渋谷で黒坂と

記者発表の打ち合わせをしていたというアリバイを主張するが、

事件後の午後4時30分ごろ事件現場にいたことを問いただされると

「午後5時からのお得意様との打ち合わせに

早く着きすぎたからぶらぶらしていた」と

証言があやふやになる。

 

そしてルリ子は、平井と小宮山の目の前で

「スピーチ原稿が堅苦しくて使えないものだった。

円満退社だ」と秘書の女性・茶谷礼子(25)をクビにした。

 

黒坂にアリバイの裏を取りに行くと、

黒坂は「午後2時から3時30分まで打ち合わせをしていた」と証言。

 

「会議室は午後4時まで取っていたが

次の打ち合わせがあるからと

ルリ子は午後3時30分には出ていった」と、

いやに正確な言い方に違和感を覚える平井。

 

黒坂サイドもルリ子をかばおうとしているようだ。

 

ルリ子が縫い直した小宮山のスーツのボタンから、

ルリ子の指紋とDNA情報を照合することを平井が提案した。

 

 

ルリ子と美枝の関係

ルリ子にクビを言い渡された社員・茶谷礼子によると、

ルリ子は今年に入って10人の人間をクビにしているという。

 

美枝も円満退社ではなかったのではないか、

と怨恨の殺人を疑う平井。

 

平井に「感情的に解雇したことはないのか」と聞かれると、

ルリ子はこう言った。

 

「美枝ちゃんのことは、嫌いだった。

10年も前にヒットさせたキャミソールに

いつまでもこだわって…。

嫌いなのよね、過去の栄光にしがみついているような人って」

 

「でもそれ、過去の栄光だから

しがみついてた…んでしょうかね?」

 

「…そういえば」

 

ルリ子が回想する。

 

まだトロアフィルに勤めていたころの

美枝はこんなことを言っていた。

 

「このデザイン、あたしが中学生の時に

母からもらったおさがりのキャミソールが

ベースになってるんです。

ふふっ、この黄色いリボン、かわいいでしょ?」

 

過去の栄光だから、ではなく、

あのキャミソールには

美枝にとって特別な思い入れがあったようだ。

 

「お母さんのおさがり!?」

 

「ばかばかしいでしょ?私は、なににもしがみつかない。

お金にも、男にも、仕事にも。もうよろしいですか?」

 

「じゃあじゃあ、今の仕事にはしがみつかないんですかっ?」

 

「お客様に望まれてるから続けてるだけ。

商品が売れなくなったらいつだって辞めるわ。

自分一人で自由に生きていく」

 

あくまで突き放す、さばさばした性格を装うルリ子。

 

そこへ小山田と天笠がやってきた。

 

ボタンから採取した指紋とキャミソールから

検出されたため、署でルリ子から

事情聴取することになった。

 

 

ルリ子のアリバイ

武蔵野中央署で事情聴取を受けたルリ子は、

いままで黙っていた事実を語りだした。

 

事件の前日に美枝がルリ子のオフィスを訪れ、

「300万で訴えを取り下げてもよい」と言い出したという。

 

「わざわざキャミソールを突き出して

「あたしのおかげで今のあなたがある」と言い募ったため、

キャミソールを掴んで返したために

指紋が付いたのだろう、もう帰っていいか?」と

高慢な態度を崩さないルリ子。

 

ルリ子のアリバイが崩れない限りこれ以上の聴取も困難だ。

 

 

そこへKKドレス社長の黒坂から連絡が入る。

 

広報部員の女性・緑沢いづみ(38)(小橋めぐみ)によると、

事件当日の打ち合わせの様子が録画されていたのだという。

 

たしかに、ビルの壁面時計の時刻は午後15時になっており、

時刻に小細工をするのは難しい。

 

その時、窓の外に見えた、

渋谷の空を低く飛ぶ飛行機に気を取られる平井。

 

国際便の増便によって都内の低空をジャンボ旅客機が

飛ぶようになったのだ、と小宮山が説明する。

 

 

捜査一課長資料室

動画によれば、時刻に間違いはないが、

本当に事件当日のものかどうかはまだわからない。

 

あまりにも黒坂からの情報提供が多く、

タイミングが良いこと、また子供のいないルリ子が

子供服のブランドを立ち上げたことを不審に思う平井。

 

黒坂とルリ子が共犯の可能性もある。

 

ルリ子もなにかにしがみついているのではないか…?

 

大岩家

食卓には赤いものばかりが並ぶ。

 

赤いスカートをはいた小さな女の子が、

母親のおそろいの赤いスカートにしがみついて

離れなかった様子が印象に残っていたせいか、

トマトやイチゴなど赤いものばかりを買ってしまったという。

 

「しがみつく」という言葉にひらめいた岩井は、

平井を連れてルリ子のもとへ向かった。

 

 

Mama’s Thread設立の秘密

なににもしがみつかないように生きてきたというルリ子だったが、

幼少期に洋裁の得意な母親が失踪した過去と持っていた。

 

不倫の果てに家族を捨てた母親を憎み、

母がいなくなった後もギャンブルに明け暮れた父を

憎むルリ子だったが、本当は母親がたった一度縫ってくれた

赤いスカートを心のよりどころにしていたのだ。

 

それが「Mama’s Thread」のロゴを赤いスカートにした理由だった。

 

ルリ子もまた、母親との思い出にしがみついていた。

 

黒坂とルリ子のつながりは恋愛関係ではなく、

ブランドの立ち上げにはルリ子と母親のつながりが

隠されていたのだ。

 

美枝が転落したオフィスビルに、

ビルの設立当初(10年前)トロアフィルが

入っていたという。

 

トロアフィルが始まったビルの屋上で、

美枝は誰と会っていたのだろうか?

 

 

笹川の金言

武蔵野中央署に着くと、

署の屋上から防災ロープに

しがみついて降りてくる笹川刑事部長。

 

部長は「私がしがみついているものが何かわかるか」と

大岩と奥野に訊ね、自分でこう答えた。

 

「私は今、刑事部長の座にしがみついているのだ。

警視庁刑事部のトップとして、

東京の治安を守るという重責から逃げるわけにはいかんのだ。

だからこそ、今の地位にしがみつき、

どんな難事件だろうとも、決してあきらめない!

大岩純一捜査一課長、お前とて、私と同じ思いじゃないのか?」

 

「はい、全く同じです」

 

笹川の「あきらめない」という言葉に触発され、

被害者の転落動画をくまなく見ることを指示。

 

マンションの全住民、該当車両のドライブレコーダーなど

綿密な調査をすすめる捜査本部。

 

そこへ平井からトロアフィルの設立当初に

撮られた衝撃の写真を見つけたという。

 

犯人逮捕が目前に迫っている。

 

 

犯人はKKドレス広報部員・緑沢いづみ

動画には、羽田空港に着陸する

大型の旅客機が映りこんでいた。

 

羽田空港の国際線増便による新ルートは

15時から19時の間、渋谷上空をA滑走路、

C滑走路を通ることとなっている。

 

しかしそれは晴れた南風の吹くときのみで、

事件当日は雨のち曇り、風向きは北風だった。

 

つまり、打ち合わせの動画は

事件当日のものではなかったのだ。

 

偽の動画を出して黒坂とルリ子のアリバイを

証明しようとしたのは、広報部員・緑沢いづみだった。

 

いづみとルリ子は同期入社で、

いづみはトロアフィルの設立にもかかわっていた。

 

ルリ子と似た境遇で育っていたいづみは、

子供服のブランドを立ち上げることを夢見ていた。

 

会社を辞めて子供服のブランドとして

トロアフィルを立ち上げようとしていたが、

下着専門店として始めることをルリ子と美枝が決めたため、

いづみは独立をやめてKKドレスにしがみつくしかなかった。

 

その後黒坂と関係を持つことで

子供服のブランドを立ち上げようとしたが、

関係をもって何年たっても黒坂は

ブランドを立ち上げる気配がない。

 

それを美枝にかぎつけられ、「社長との関係をばらす」と

お金をゆすり取られそうになったいづみは、

美枝の動向を探るため後を付けた。

 

するとビルの屋上でルリ子と美枝が口論をしており、

いつまでもキャミソールにこだわる美枝に、

「いつまでこんなものにしがみついているのよ」と

ルリ子がキャミソールを放り投げたところを目にする。

 

このままではルリ子の仕事も自分の夢も

だめになると思ったいづみは、

「ふざけんな、なんでだよ」と泣きわめきながら

フェンスの向こうに引っかかったキャミソールを

取ろうとした美枝の足元を持ち上げ、

フェンスの向こう側に投げ出した。

 

そしてキャミソールと共に

自分の靴にしがみつこうとする美枝を振り払い、

いづみはその場を後にした。

 

事件の真相を全て聞いたルリ子は、

ゆっくりといづみに近づいた。

 

いづみを引き留めなかったことをずっと後悔していたのだ。

 

「いづみ、ごめんね。あの時、

しがみついてでも、あなたを止めないといけなかったんだよね。

罪を償った後、また一緒に仕事してくれない?

それまで絶対、Mama’s Threadは、守ってるから」

 

「ありがと。でも、もういいの。

あとは頼んだわ。みなさん、

ご迷惑をおかけしてすみませんでした」

 

全員に頭を下げて部屋を飛び出し、

KKドレスの屋上から飛び降りようとするいづみを、

しがみついてとめるルリ子。

 

二人には、つらい下積み時代を共に過ごした

かけがえのない思い出があった。

 

ルリ子はそのすべての思いをかけて、

今死のうとしているいづみにしがみついた。

 

「大切な人は、しがみついてでも守らなければいけない。

今回は、あなたがたにそう教わった気がします」

 

 

大岩はそういって今回の事件を締めくくった。

 

 

『警視庁・捜査一課長2020』第5話の感想

非情な行動をする人には

その人なりの過去や理由があるんですね…。

 

一緒に会社を立ち上げるほど仲の良かった3人が、

いくつものすれ違いの果てにゆすりや不倫、

殺人まで犯してしまうという悲しいお話でした。

 

「しがみつく」というとマイナスイメージが強いですが、

それを悪い意味にするかどうかは本人の行動次第なんですね。

 

大岩には小春さんや平井さん、笹川刑事部長がいてくれたために、

「しがみつく」を「あきらめない・関係を守る」という意味に

言い換えることもできました。

 

それが事件解決にも結び付きました。

 

持つべきものは仲間ですね!

 

来週も楽しみです♪

 

『警視庁・捜査一課長2020』第5話のロケ地

 

☆B-PUMP TOKYO 秋葉原

 

〒113-0034 東京都文京区湯島1丁目1−8

冒頭でルリ子がボルダリングをしていた

ボルダリングジムです!

 

屋外のボルダリング施設って珍しいですね~♪

 

 

☆CARATO71

〒150-0035 東京都渋谷区鉢山町13−7

ルリ子の会社「トロアフィル」の

外観と内装に使われたイベントスペースです!

 

ものすごい高級感…!

 

 

☆クオーツギャラリー

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目10−10

黒坂の会社KKドレスの

会議室に使われたイベントスペースです!

 

都内を一望できるすばらしい眺めです!

 

『警視庁・捜査一課長2020』第6話の予告

 

キャンプ場でスーツ姿の遺体が発見された。

 

遺体の身元を証明するものはなく、

胸元から水鉄砲が出てきた。

 

死亡推定時刻は前日の夕方6時ごろで、

状況からどこか別の場所で殺害され、

犯人が現場まで遺体を運んだ可能性も高かった。

 

キャンプ場のスタッフ・大田里香(内田真礼)によると、

被害者は前日の夕方4時ごろ、スーツ姿で宿泊申し込みにやって来たが、

予約がいっぱいだったため断ったという。

 

また、前日の夕方5時ごろ、被害者が別の男性客と

話していたのを見かけたとも証言する。

 

その男性客はすでにキャンプ場から姿を消していたが、

とてもアウトドアやキャンプに慣れている様子だったという。

 

“キャンプ慣れ”した男性客の予約を取ったのは、

彼の隣の区画で小学生の息子とともに

キャンプ中の熊木貴代(釈由美子)と判明。

 

そんな中、被害者の身元が

大手証券会社の営業部長・日比野近郎(津村知与支)とわかる。

 

部下の草村愛花(篠原真衣)は事件当日、

日比野が突然、「南の島に行く」と言って

手ぶらで外出したまま戻らなかったと話すのだが…!?

 

 

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