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『レンタルなんもしない人』第8話ネタバレあらすじと感想!結婚するにはプラスアルファで何かが必要?

 

レンタルなんもしない人』第8話は

相手のことを知ろうとする真摯な姿勢や、

入念な準備をしてくれる優しさがあるにもかかわらず

結婚できない男が今回の依頼者!

 

なぜなんでしょうかね?

 

今回は、『レンタルなんもしない人』第8話ネタバレあらすじと感想!

結婚するにはプラスアルファで何かが必要?についてお話していきます。

 

 

 

『レンタルなんもしない人』のあらすじやキャスト!原作や主題歌はNEWSが歌う?

 

『レンタルなんもしない人』第8話ネタバレあらすじ

 

https://twitter.com/tx_rentalsan/status/1265572588593590274?s=20

 

いつものように、依頼者と待ち合わせをしているレンタルさん。

 

交通費を受け取っているところを、

遠くから写真におさめる謎の男が…?

 

「これで終わりですか?」

 

謎の男、カメラマンが遠くから駆け寄ってきます。

 

https://twitter.com/tx_rentalsan/status/1265652005541826560?s=20

 

「はい。」

 

「今回の依頼って…?」

 

レンタルさんがスマホで依頼内容を見せると、そこには…

 

―朝起きられないため、大学で単位を落としそうです。

 

これ以上休めないので、誰かと待ち合わせをすれば起きれるのでは?

と思い連絡した次第です。

 

―了解です。

 

―ではレンタルさん、大学の前に8時50分でお願いします。

 

―了解です。

 

と、依頼のDMが表示されていました。

 

「こんな使い方もオッケーなんですねえ…

レンタルさん的にNGな依頼ってあるんですか?」

 

「嘘をつくことは苦手ですね。

今の依頼、Twitterに投稿しますね。」

 

どうやら、カメラマンは前回取材依頼のあった

「BETTER LIFE」の記者のようです。

 

レンタルさんは、いつものように

本日の依頼内容を投稿します。

 

―『授業に遅刻しないため待ち合わせをしたい』という依頼。

 

出会った瞬間別れたので、最短レンタル記録が更新された。

 

その後、喫茶店に場所を変えて取材を受けるレンタルさん。

 

「交通費さえ払えば、どこへでも来てくれるっていうことですか?」

 

「はい。」

 

「ちなみに、今までの依頼で一番遠かった場所は?」

 

「この前、カンボジアからの依頼がありました。

一度引き受けたんですが、断りました。」

 

「断った!なぜですか?」

 

「直前になって、胃腸の調子と

海外のWi-Fiの環境が気になったので。」

 

レンタルさんの率直な考えに、笑う記者。

 

「そもそもなんですが、

なぜ『レンタルなんもしない人』を

やろうと思ったんですか?」

 

「なんもしないことが、向いていると思ったからです。」

 

「常になんもしないっていうのは、逆に難しくないですか?」

 

「いや。大丈夫です。」

 

「この活動の中で、大変な思いをしたことはないんですか?」

 

「ないですね。大変そうだなと思ったことは断るので。」

 

いよいよ、インタビューも終盤です。

 

「最後にこれだけは伝えたい!ということがあれば。」

 

「……特にないです。」

 

記者と別れてすぐ、レンタルさんは

本日の取材の様子をツイートします。

 

―雑誌「ベターライフ」の取材。

 

初めてメディアに出ることになった。

 

胡散臭いネーミングの雑誌だけど、

ちゃんとした人が来てよかった。

 

 

その頃、営業先に向かうタクシーの中で

電話をしている神林。

 

電話を切った瞬間、Twitterで

「レンタルさんが取材を受けた」という

内容のツイートを目にします。

 

「…なんかいろいろ、馬鹿馬鹿しくなってきたな。」

 

ため息をつきながら、

遠い目で車窓の景色を見つめていました。

 

夜。

 

自宅にて洗濯物をたたんでいるレンタルさん。

 

苦戦しているのを見かねた沙紀が、交代してくれました。

 

https://twitter.com/U_and_ME_1224/status/1265663759558688769?s=20

 

てきぱきと洗濯物をたたむ沙紀に、

思わず拍手をするレンタルさん。

 

そこで、一件の依頼について沙紀に相談を持ち掛けます。

 

「あ、明日の夕方って暇?

奥さんもご一緒にっていう

依頼が来たんだけど。」

 

「行ってみたいかも!

でも、明日マンションの会合があるんだった…。」

 

「じゃあ、仕方ない…。」

 

レンタルさんは、残念そうにその依頼を断ります。

 

翌朝。

 

一人の小太りでメガネの男性が、

運河沿いをランニングしていました。

 

すぐに疲れて息を切らしてしまい、柵に寄りかかります。

 

LINEを確認すると、女性からの返事が来ていました。

 

―今日はありがとうございました。

前向きに考えて頂けるとありがたいです。

 

―はい、ありがとうございます。

 

そっけない返信に、ため息をつく男性。

 

婚活サイトで知り合った女性から、

一向に色よい返信がなく困り果てているようです。

 

男性は、レンタルさんに依頼を送信します。

 

―レンタルさんへ

 

先日、マッチングアプリで知り合った女性と

デートをし、告白しました。

しかし、待てど暮らせど返事は来ず。

スルー状態です。

何が悪かったのか、

デートを一緒に振り返ってくれませんか。

 

―15時までなら、大丈夫です。

 

そして、約束の時間。

 

男性は、待ち合わせで分かりやすいようにと

「紺のジャケットにグレーのパンツ」を着て現れましたが…

 

似たような格好の男性が多いため、

なかなか気づいてもらえません。

 

「レンタルさん、こっち……

レンタルさん、レンタルさーん!!依頼した瀬戸ですー!!」

 

横断歩道の向こう側から、大声で叫ぶ羽目に。

 

「すみません、まさかこんなに

同じ格好の人がいるとは思わなくて…。」

 

「確かに。」

 

「変な依頼で恐縮ですが、

今日はデートの振り返り

よろしくお願いいたします。」

 

瀬戸に案内され、デートで訪れたパンケーキ店に向かう二人。

 

「彼女、パンケーキがすごい好きで。

都内の店をリサーチして、ここに決めたんです。」

 

レンタルさんの皿にパンケーキと

大量の生クリームを盛りつけながら、瀬戸は言います。

 

「レンタルさんは、デートの下準備はしますか?」

 

「しないですね。」

 

それとは逆に、ぼろが出ないように

細心の注意を払って準備するという瀬戸。

 

話す内容は全てスマホにメモを取り、

30分前にはついてコースの下見をするそうです。

 

「…いつか、運命の人と出会って

結婚できるかなって思ってたんですけど。

それっていつなのかなって思って…

それで、去年から本気で婚活を始めたんです。」

 

婚活パーティを思い起こす瀬戸。

 

「だけど、全然結果が出なくて…。」

 

プロフィールカードを食い入るように見入っては、

下準備に時間をかけすぎるあまり、

女性を退屈させてしまう瀬戸。

 

自分の話を始めたところで、

次の人と入れ替わるタイミングが来てしまいます。

 

「一人3分の婚活パーティじゃ、

アピールする前に時間が過ぎちゃうし。」

 

また別の街コンでは、横から割って入ってきた

ノリのいい男性に話題を奪われてしまったこともあります。

 

マッチングアプリの女性とは、

チャットでは盛り上がっても、

会うとすぐに会話が途切れてしまう…。

 

今までの戦歴は、30戦30敗だそうです。

 

「でもこの前、やっといい人と出会えたんです。

三回目のデートで、思い切って告白して…。

でも、三週間連絡来ないって、ダメってことですよね。」

 

「…わかりません。」

 

反応に困るレンタルさん。

 

「ですよね。レンタルさんは、

奥さんとどうやって知り合ったんですか?」

 

「ネット大喜利の、オフ会で出会いました。」

 

「え?」

 

「ビビビ」っときたか、と尋ねる瀬戸に、

きてないと答えるレンタルさん。

 

「僕はビビビっときたんです。

だから、余計に落ち込んじゃって…。」

 

次の場所に移動しながら、

デートのあらすじをおさらいする瀬戸。

 

「食事のあと、占いに行ったんです。

相性95%で、彼女も満更でもないって感じだったから、

いける!って思ったんですけど…。」

 

その流れで、レンタルさんを占いに誘う瀬戸。

 

「ただ座っているだけ」でよければ、

とレンタルさんはそれを承諾します。

 

先に占いの席に着く瀬戸。

 

「…あなた今、気になる人がいるのね?」

 

「はい。」

 

「とても運気がいいわよ。勇気を出してプッシュすると、

いい結果が出る。あなたまだ、気持ち伝えてないでしょ?」

 

「…ええ。」

 

「どうしたの?」

 

「いや、告白頑張ります。勇気出ました。」

 

なんとなく、話を合わせてしまうのでした。

 

続いて、席に着くレンタルさん。

 

「…仕事運いいわね。あなたは今年、

必ず努力が実を結ぶわ。」

 

「特に、なんの努力もしてないんですけど。」

 

「人に隠れて努力してるはずよ、私にはわかる!」

 

「隠れてもないし、努力もしてません。」

 

「謙遜しなくてもいいわよ。」

 

「謙遜してません。」

 

 

瀬戸とは異なり、事実と違うことには

きっぱり反論してしまうレンタルさん。

 

「あなた、仕事は何してるの?」

 

「レンタルなんもしない人、と言いまして。

なんもしない自分を貸し出して、

いろいろ、いろんなところに行ってます。」

 

その反応に、ついに無言になってしまう占い師。

 

「レンタルさんって、占いしなかったですよね。」

 

「そうですか?」

 

「でも、すごいです。僕なんて、

気を遣って『告白したんです』って言えなかったし。」

 

レンタルさんにコーヒーを手渡し、

瀬戸は最後の場所へと向かいます。

 

最後のデート場所は、

二人乗りのボートの上でした。

 

「レンタルさんって、奥さんにどう告白したんですか?」

 

「あんまり、覚えてないです。」

 

「えええ、覚えてないですか?

でもその感じがいいんでしょうね…

ミステリアスな男性って、女性は好きですから。」

 

そう言ってボートをこぎ、池の中心に向かう瀬戸。

 

「このあたりで、告白したんです。」

 

 

―結婚を前提にとまではいかなくても、

結婚を念頭に付き合って頂きたい。

 

言葉では伝えきれない気持ちを、

ラブレターにもしたためて渡したそうです。

 

「そしたら彼女、少し考えさせてほしいって…。」

 

それから既に、三週間。

 

瀬戸は、半ばあきらめながらも、

思い切ってレンタルさんに尋ねます。

 

「レンタルさん、僕とのデートはどうでしたか?

お世辞とかなしに、率直な感想を聞かせてください!」

 

しばらくの沈黙ののち、レンタルさんははっきり答えます。

 

「普通ですね。」

 

「そうですか……いや、大丈夫です。

周りがそんなこと言ってくれないんで、むしろ助かります。」

 

そう言いながらも、自嘲気味に笑う瀬戸…。

 

「昔、長く付き合っていた彼女にも

言われたことがあるんです。結婚までは考えられない。

優しいだけじゃ物足りない。僕は彼女のことを第一に考えていたのに、

全然思いが届かない…僕って、つまんないんでしょうか?」

 

「僕には、判断できないです。」

 

「既婚者の友達には、独身ってうらやましがられるんですけど…

一人でいるって、誰にも見られていない感じがするんですよね。

この感覚、分かります?」

 

服を買ったこと、体重が減ったこと、インドに旅行したこと。

 

話す相手が誰もいないということに思い至った瀬戸は、

結婚を強く意識したらしい。

 

「ラブレターにも書いちゃったんですよ、

僕のこと見ててもらいたいって。…やりすぎだったかな。」

 

そう言って、自分の書いたラブレターの写真をスマホで見せる瀬戸。

 

それを見たレンタルさんは、あることに気が付きます。

 

「…これ、『てにをは』間違えてます。」

 

「え?」

 

「この『は』は、『が』です。」

 

レンタルさんの細かい指摘に、顔を顰める瀬戸。

 

「内容的にはどうでしたか?」

 

「う~ん……よく、わかんないです。」

 

諦めた瀬戸は、スマホを受け取りボートを岸に戻します。

 

その時、瀬戸の携帯に彼女からの連絡が…!

 

―瀬戸さんの優しさに惹かれて、

真剣に考えました。ただ、…

 

そこまで読み上げたところで、

瀬戸は言葉を詰まらせてしまいます。

 

「…ただ?」

 

「…駄目でしたね!ただ、思った通り素敵な女性でした。

無視してもいいところを、わざわざ連絡くれて。

女性って優しい人が好きって言いますけど、

そうじゃないんですよね。

優しさ+αを持ってる人が好きなんだよな…。

お金とか、顔とか、強引さ、ミステリアスさとか!絶対!」

 

自分を納得させるように、そうまくしたてる瀬戸。

 

「レンタルさんは、自分が何で結婚できたと思ってますか?」

 

「…さあ。」

 

「そういうとこですよ。結婚できてる人は、

特別努力してないしガツガツしてない。

なのにあっさり結婚する…。」

 

そう言って、瀬戸はやりきれない気持ちの矛先を

レンタルさんに向けます。

 

「結婚できてるレンタルさんには分からないんですよ。

誰にも選ばれない切なさ、悲しさ。

なんでお金払って、惨めな思いしなきゃいけないんですか…。

浮かれた分だけ落ち込んで、期待した分だけ裏切られて。

レンタルさんは、今幸せですか?」

 

「どうなんでしょうかね。」

 

「きっと幸せだと思いますよ、

でなきゃそんな余裕にじみ出ないですよ。

正直うらやましいです!

…すみません、変な話ばっかりしちゃって。

そろそろ時間なんじゃないですか?」

 

言いたいことを言い終えた瀬戸は、

レンタルさんに時間を確認するよう促します。

 

慌てて時計を確認するレンタルさん。

 

「…まずい、もう三時だ。間に合わないかも…。」

 

「このあと、依頼あるんですか?」

 

急いでタクシーに飛び乗る二人…。

 

神社の前で、レンタルさんはあわただしくタクシーを降ります。

 

https://twitter.com/t_lanlan/status/1265669341384634371?s=20

 

「レンタルさん!これ、交通費!」

 

瀬戸は後ろから慌てて追いかけ、

レンタルさんに封筒を手渡しました。

 

「受け取りました、間に合ったみたいです

。ありがとうございました。」

 

「近くですし、僕のせいで他の人に

レンタルされなかったら申し訳ないんで…

これ、何の依頼なんですか?」

 

レンタルさんは、瀬戸に依頼内容のDMを見せます。

 

―私たち夫婦は明日、櫻木神社で結婚式を挙げます。

 

お時間の都合がつけば、

「結婚式に出くわした」ぐらいの気持ちで、

眺めにいらっしゃいませんか?

 

奥さんや友達も、お時間あれば、是非、ご一緒に

 

―了解です

 

このタイミングで…と苦々しくつぶやき、

その場を立ち去ろうとする瀬戸。

 

そこにちょうど、結婚式を挙げる夫婦が重々しく歩いてきます。

 

瀬戸は引き返し、その場で結婚式を観覧することを選びました。

 

「あのご夫婦、なぜレンタルさんに依頼を?」

 

「結婚式の直前になって、

『誰かに見ていてほしい』って思ったそうです。」

 

よく見ると、家族や友人などの参列者は一人もいません。

 

依頼者は、「気恥ずかしさ」から誰にも声をかけなかったそうです。

 

「年齢のせいだって、書いてありましたけど…。」

 

結婚式を挙げる二人は、かなりの高齢です。

 

「偶然出くわした気持ちで微笑んでいてほしい」というのが、

依頼者からの望みでした。

 

https://twitter.com/sdlovee/status/1265669329669902336?s=20

 

貼り付けたようなぎこちない笑みを浮かべるレンタルさん。

 

「レンタルさん、何かたくらんでそうな顔してますけど…

微笑んで!微笑んで!」

 

通りすがりにこちらに気付いた老夫婦は、

笑顔で会釈をして通り過ぎていきました。

 

式の行く末を遠くから見つめながら、瀬戸は言います。

 

「人生って不思議なもんですね。

誰かに見ていてほしかった僕が、誰かを見てる。

…今日は本当に、レンタルさんと一緒にいられてよかった。

慰めたりしないところがありがたいです。」

 

そう言って、どこか吹っ切れたような笑顔になる瀬戸。

 

「僕もあんなふうに、微笑みを微笑みで返す日がくるのかな…。」

 

その後、優しさに何をプラスすれば

結婚できるのかという瀬戸の問いに、

レンタルさんは答えます。

 

「もう、優しさに優しさがプラスされているような気がしますけど。」

 

「どうして、そう思うんですか?」

 

「失恋した後に結婚式で微笑むって、

たぶん僕にはできないです。」

 

「気、遣ってくれてます?」

 

「嘘をつくことは苦手なので。」

 

その後二人はおみくじを引き、

瀬戸はめでたく「大吉」を引き当て、

帰路に着くのでした…。

 

その日のレンタルさんのツイート。

 

―デートの反省会に同行してほしいとの依頼。

感想を素直に答えた。

一緒に過ごしている間にメールで

告白相手に振られるという気まずい展開になったが、

最後は微笑んでて何よりだ。

 

同じころ。神林が物陰で、

誰かを待ち伏せしていました。

 

会社から出てきた女性に向かって、

つかつかと歩み寄る神林。

 

https://twitter.com/ikumai_46_/status/1265671999528960000?s=20

 

「よ、まりあ。」

 

「久しぶり!」

 

「偶然だな。たまには飯でも行こうよ!」

 

待ち伏せていたのは、

先日神林を振った元カノのまりあでした。

 

しかしまりあは、遠くの男性を見て言います。

 

「新しい彼。だからもう、ごめんね?」

 

そうして、彼氏の元にさっさと歩き去ってしまうまりあ。

 

腕を組んで歩いていく二人の姿を見送り、

憎々しげにうめき声をあげる神林…。

 

https://twitter.com/akarin__rin/status/1265963483364900864?s=20

 

瀬戸は変わらず、運河沿いでランニング中。

 

その時、一件のダイレクトメッセージが届きます。

 

―setoさん、本日はいい微笑み、

ありがとうございました。

素敵な写真が撮れていたので、お送りします

 

夕方の結婚式を挙げていた、

夫婦からのメッセージと写真でした。

 

「…これ、アプリの写真に使おうっと。

…その前に痩せよっと。」

 

嬉しそうに笑いながら、走り出す瀬戸。

 

そして、いつものように線路脇で

「ベターライフ」を販売する金田。

 

ぱらぱらとページをめくると…

「レンタルなんもしない人」の特集が目に入ります。

 

写真の人物と、遠くからこちらに歩いていく

レンタルさんの姿を見比べ、にやりとします。

 

 

「おかえり。兄さん、これ…。」

 

「…あ、はい。」

 

「あんた、有名人だったのか。

先週号はレオナルド・ディカ…なんちゃらだったっけ、

すごいだろ!サインもらっていいか?」

 

そう言って、金田はレンタルさんに雑誌とペンを手渡します。

 

サインなんてないと言いつつも、

律儀に「レンタルなんもしない人」と

記名するレンタルさん。

 

「いつも買ってくれて助かるわ。

今、自分のに名前書いたんだろ?」

 

「…え?」

 

案の定、金田の作戦でした。

 

きっちり代金を徴収されるレンタルさん。

 

https://twitter.com/33shige0711/status/1265674042658324486?s=20

 

「ただいま。」

 

「うん、おかえり。」

 

沙紀は居間で、まな板の上に

もやしを並べるという作業に没頭していました。

 

「一見同じように見えるもやしくんも、

形が違うんだなあって…。」

 

そのもやしを、興味深そうに見つめるレンタルさん。

 

「人間といっしょ。十もやし十色だねえ。

あ、これは君似のもやしだ!絶妙になんもしてない感じ!」

 

 

その頃、神林。

 

まりあがレンタルさんのフォローを続けていることを確認し、

意を決してまりあのフォローを外します。

 

―レンタルなんもしない人、

よく奥さんを家に置いて、

外をほっつき歩けるよな。

 

神林のそのツイートに、

見る見るうちにいいねが増えていきます。

 

「…いいね。」

 

 

その様子を見つめながら、ほくそ笑む神林…。

 

そんなことも知らず、

レンタルさんと沙紀は仲良く夕飯を食べているのでした。

 

https://twitter.com/tx_rentalsan/status/1265672463553159170?s=20

 

『レンタルなんもしない人』第8話の感想・見どころ

 

結婚できない男・瀬戸が依頼者の今回の物語。

 

相手のことを知ろうとする真摯な姿勢や、

入念な準備をしてくれる優しさ…

 

たしかにどちらも女性目線からすると嬉しいことですが、

「それだけじゃ足りない」と思ってしまいますよね。

 

瀬戸の言う通り、「プラスアルファ」で何かが必要。

 

というよりは、柔軟性が必要なのでは…?と感じました。

 

レンタルさんに瀬戸が思わず苛立ちを

ぶつけてしまうシーンではヒヤッとしましたが、

お相手の女性も既読無視はせず、

二人とも最終的には笑顔で依頼を終えることができ、

ほっとしました(笑)

 

レンタルさんの言う通り、少し行き過ぎるところもありますが、

自分が振られたあとに他人の幸せを願って

微笑むことができる瀬戸は間違いなく優しさ+優しさの男性。

 

大吉も引いたことだし、

幸せになってくれ!そして痩せてくれ!と

願わずにはいられませんね。

 

そして、神林…なんだか危ない方向に進んでいる気がします。

 

レンタルさんへのアンチツイートをすることで得られる

「いいね」に、快感を感じている…?

 

まりあにも完全に失恋してしまった彼が、

間違った方向にエネルギーを向けてしまいそうで、

ぞっとします…。

 

 

『レンタルなんもしない人』第8話の依頼の原典はこちら!

 

<結婚式に偶然出くわしてほしい>

 

写真を見たところ、ドラマとは異なり

「根津神社」という名前が確認できます。

 

根津神社の所在地はこちら!

 

東京都内なので、間違いなさそうですね。

 

●根津神社

東京都文京区根津1-28-9

約100種3000株のツツジが咲いており、

「文京つつじまつり」が毎年開催されているほどの

ツツジの名所のようです。

 

今年は残念ながらコロナウィルスの影響で

閉鎖・お祭りも中止になっているそうですが、

いつかは見に行きたい美しさですね♪

 

ちなみにこの依頼の直後、

「不倫の話を聞いてほしい」という依頼があったとか…

 

 

「やめてくれよ」と思いながらも、

しっかり聞きに行っているあたりがプロのレンタルさん。

 

人生の幸せの絶頂と不幸のどん底を、

一日で目の当たりにしてきたのですね…。

 

『レンタルなんもしない人』第9話の予告

 

https://twitter.com/tx_rentalsan/status/1265672372675244032?s=20

 

残念ながら、次回以降の放送は

コロナウィルスの影響により未定だそうです。

 

このような時期に、ここまで放送を

続けてくださったことだけでも感謝!

 

休止中はドラマ「死役所」が再放送されるそうです。

 

増田さんがレンタルさんを演じる癒される姿が、

またテレビで見られる日を楽しみに待ちましょう♪

 

『レンタルなんもしない人』の動画配信を観るには?

 

『レンタルなんもしない人』の動画配信を

観るにはParavi がオススメです。

 

Paraviの公式サイトはコチラ

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