注目キーワード
  1. ドラマ
  2. 映画
  3. アニメ

『いいね光源氏くん』第2話ネタバレあらすじと感想!沙織のソファーのぬいぐるみは抱き枕のジンベエさん

いいね光源氏くん』第1話は、沙織が不在の自宅で、

妹の詩織と光が出くわしてしまう…!

というところで終了していました。

 

光の写真がスマホに送られてきた沙織は、どう行動するのか?

 

また、平安貴族を目の前にした詩織はどんな反応をするのか…?

 

『いいね光源氏くん』の見逃し配信を見るにはU-NEXTで過去作品もすべて見ることができます。

U-NEXT公式ページはこちらから

※ 記事の公開日(更新日)での情報です

 

『いいね!光源氏くん』のあらすじやキャスト!千葉雄大が伊藤沙莉と同棲?それともヒモ?

 

 

『いいね光源氏くん』第2話のネタバレあらすじ

 

 

沙織は、会社で新商品のキャッチコピーを決める会議中。

 

上司の安倍課長が、

「いいね!はまるね、うりりんくん」

というキャッチコピーをイチオシとして提案した、その時…

 

沙織のスマホに、

詩織から光の写真とメッセージが送られてきた!

 

【おねぇ、この男だーれ?】

 

沙織の頭には、光が詩織を口説き倒してしまう妄想が浮かびます。

 

「そんなの絶対ダメー!!」と、

思わず声に出して叫んでしまいますが…タイミングが悪く、

その発言は、安倍課長の提案への反対意見ととられてしまうことに。

 

凍りつく会議室。沙織は固まってしまうが…

 

「よし、1から練り直そう!」と、

安倍課長は意外にも素直に沙織の言葉を受け入れてくれ、

周りの社員もそれに賛同します。

 

一刻も早く家に帰りたい沙織だが、

おかげで代案の企画書作成を任せられることに…。

 

その頃沙織の家では、光と沙織が会話をしています。

 

「母御は同じか?全く似ておらぬ。」

 

「よく言われる。でも、お姉と私は正真正銘姉妹だよ。」

 

沙織とは対照的に

女子力の高い詩織のルックスに、戸惑う光。

 

「近しい者は、光の君と呼ぶのだが。」

 

と自己紹介をする光に、詩織は興味津々。

 

「何それ、源氏名みたい!じゃーあ、光くんって呼ぶね。」

 

その後詩織は、光が働かずに

昼間から家にいることに対してダメ出しをします。

 

詩織はといえば、学生でありながら夜の仕事をしており、

「アフター」まで付き合って本日はくたくたらしい。

 

「どこに仕えておるのだ?」と

尋ねる光に、「フツーのキャバだよ。」と答える詩織。

 

詩織はそのまま、光の烏帽子に

「おじゃる丸みたい!」と手を伸ばします。

 

その瞬間、突然詩織の手を握る光。

 

「美しい…」

 

と手を見つめられ、詩織は戸惑う。

 

 

「いやいやいや、ないから!お姉の彼氏とか絶対無理!」

 

と顔を背けるが、

光が見つめていた視線の先は…詩織のネイルだった。

 

「たをやめの 細き手指に 乱れ咲く散ることもなき 爪紅の花」

 

感動のあまり、光の歌詠みが発動。

 

光の脳内では、ピンク色のマニキュアに、

ストーンが散りばめられている詩織のネイルが踊っています。

 

歌についてはよく分からないが、

褒められていることは何となく伝わり、

嬉しそうな詩織。そのまま、光の爪にもネイルを

施してあげることになります。

 

完成したのは、薄緑色のマニキュアに、

シルバーと青のストーンを置いたネイル。

「かわいい〜!」と満足気な詩織は、

光にポーズをとらせ、スマホでそれを連写します。

 

光もなんとなく楽しそう。

 

そのまま光を外出に誘う詩織。

 

「屋敷におらねば、沙織殿が心配するので…」と断る光だったが、

詩織は強引に光を連れ出してしまいます。

 

その頃会社では、鬼の形相で企画書を作っている沙織。

 

安倍課長に提出するや否や、同僚の声がけも無視し、

猛ダッシュで帰宅します。外はすっかり暗くなっていました。

 

自宅に戻り電気をつけると、光がいない!

 

置いていかれた烏帽子を見て、

「嘘でしょ…」

と呆然とします。

 

慌ててSNSを確認すると、そこにはなんと、

【しおり★光くん】と落書きされている、

2人のツーショットプリクラが投稿されていたのです!

「二人してどこで何やってんのよ…」

 

呆れる沙織の元に、ちょうど二人が帰ってきました。

 

「大学の授業まで寝かせてもらおうと思って。

そしたら光くんがいて〜」と楽しそうに話す詩織に、

「”光くん”って…。」と、怪訝な目を向ける沙織。

 

詩織は結局、大学の授業をさぼって

光と一日中一緒にいたらしい。

 

機嫌よくお土産を渡そうとする詩織。

 

そんな中光は、ドヤ顔で沙織に近寄り、

ネイルを見せびらかします。

 

「お姉にもやってあげる!」

 

「おお、それはいい。」と、

詩織も隣に立ち、二人揃ってネイルを自慢。

 

沙織は困惑顔で、詩織の腕を引き、

隣の部屋へと連れ出します。

 

「あんた、どういうつもり?」と怒り気味の沙織に、

「お姉の彼氏盗ったりしないよ〜。」と、

弁解する詩織。それに対して沙織は、

「彼氏じゃないよ!そんなんじゃないけど……。」と、

光の存在をどう説明して良いのやら、困り果ててしまいます。

 

「一緒に住んでるんでしょ?」

 

「住んでるっていうか、ただ”いる”っていうか…」と口ごもる沙織に、

詩織は「お姉らしくない言い方。」と詰め寄ります。

 

「男女の関係とかじゃないし…。」

 

「変なの。てか、お姉はそれでいいの?

もういい。ハンバーガー冷めちゃうよ〜。」

 

引き下がった詩織は、

お土産に買ってきたハンバーガーを取りに行きます。

 

何やら居間では、

上着を着たままもごもごと妙な動きをしている光。

 

「どうしたの?」と沙織が問いかけると、「装束をな……」と言いながら、

更にうごうご。上着が上手く脱げなくて困っているようです。

 

「食べよ食べよ〜」と、ハンバーガーを持ってくる詩織。

 

食べ終えたあと、詩織はバイト(キャバクラ)に出勤していきます。

 

食事の後を片付ける沙織、ソファに寝転がる光。

 

「そういえば、須磨に行く途中だったんだよね?」

 

沙織はずっと気になっていた、

光が本来行く先だった須磨の話を振ります。

 

スマホで須磨を検索し、
「神戸の須磨か!京都から神戸に行こうとしてたんだね〜。」

と何気なく話しかける沙織に、ヒカルは
「京の都………。」と、虚ろな目で力なく呟きます。

 

その様子に沙織は、気になっていた疑問をぶつけます。

 

「京の都に帰りたくても帰れないって、一体何があったの?」

 

すると光は、ソファに座り直し、
「私が帝に謀反を企てていると、無実の罪を着せられて…。

右大臣と、その一党に。」と、自身の境遇を告白します。

 

「朧月夜との逢瀬を見つかってしまってな。

それを元に、私を失脚させようと…。」

 

「朧月夜って?」

 

「右大臣の、六の姫君だ。」

 

光の話を元に、沙織はスマホで

「源氏物語」のあらすじを検索します。

 

実際の源氏物語のストーリーと、

光の話は一致していました。

 

「じゃあざっくり言うと、”上司の娘と寝た”ってこと?」

 

「上司ではない、右大臣だ。どちらかと言うと、

政(まつりごと)の敵だ。」

 

沙織は更に、源氏物語の検索内容を読んでいきます。

 

「それでその娘は…腹違いの兄の嫁?!」

 

驚く沙織に、「まあ、そういうことになるな。」と、

悪びれもせずに言う光。

 

「いや、やばいでしょ!!普通に考えてやばい。

最低じゃない?人として!」

沙織は光の行いを咎めるが、

「そうは思わぬ。美しいものを愛でる、己が心に従ったまでだ。」

と開き直る、

むしろ誇らしげな光に対して、
「何それ…モラルとかないの?」と、

沙織はドン引きします。

 

さらに沙織は、驚愕の事実を知ります。

 

「え…?奥さんいるじゃん。」

 

光にはなんと、正式な奥さんがいました。

 

紫の上、というそうです。

 

「まだ六歳の子を、自分好みの奥さんに仕立てたって…。」

 

「そういうつもりでは…。」

 

「つーか、一体何人に手出してんの?!」

 

沙織の問に、雅な動作で数を数え続ける光。

 

あまりにあまりな光の行いに、

ついに沙織は怒って立ち上がります。

 

「見境なさすぎない?!亡くなった前の奥さんとの間に子供もいるんでしょ。

しっかりしなよ!…てか、なんで本物の光源氏がここにいるのよ…。」

 

沙織はそのまま隣の部屋へと行き、ぴしゃりと扉を閉めてしまいます。

 

「こんな男とひとつ屋根の下にいるなんて…一刻も早く追い出さねば…。」

 

危機感を感じる沙織。

 

しかし居間を覗いてみると、

光は面白そうに孫の手で背中を掻きながら、

ソファに寝転がったままです。

 

「手を出してくる気配ゼロ…。

それってつまり、あたし、女としての魅力ゼロ?」

 

ハッとする沙織。

 

そこに、光の悲鳴が。

 

ソファにあったテレビのリモコンを

誤って操作してしまったようです。

 

テレビには恋愛ドラマの中で

喧嘩する男女が映っています。

 

その女優に、切なげな目で近寄っていく光。

 

そんな光を見て、
「惚れたな。」と、沙織。

 

すると光は、女優に手を伸ばし涙を浮かべます。

 

「泣くとこ?!」

 

「この女人は、この板の中から出られぬのであろう…。」

 

憐れむ光に、

「テレビの映像だからね。」と、

冷静に突っ込む沙織。

 

「この美しい女人を閉じ込めるとは、なんと惨い仕打ちを…!」と、

悲痛な表情の光。当然ですが、全く話が通じていません。

 

「封じられ 板の隔てに 遠き君叶はぬ恋と なほも恋しき」

ここで、光の歌詠みが炸裂します。

 

それを見た沙織は、

(やっぱ本物かも。2次元とか2.5次元にハマっちゃう人と、

意外と話が合うかもな。)と、冷静に分析します。

 

テレビ画面の中、走って去っていく女優に、

「待たれよ…!」と呼びかける光。

 

そして沙織は、あることに気づきます。

 

(ちょっと待て。そもそも光源氏って、

源氏物語の中の人だよね。

ということは、この人は創作上の人物…?!リアル2.5次元!)

 

「ダメだ、あたしの脳みそがキャパオーバー…。」

 

沙織はそのまま、ソファに倒れ込んでしまうのでした。

 

翌朝。化粧をする沙織に、にこやかに近寄っていく光。

 

「化粧(けわい)か?化けるものだな。」

 

「ほっといてくださいよ。」

 

そのまま沙織と光は、日用品の買い出しに出かけます。

 

ポテトチップスに興味津々の光。

 

結局沙織は、それを買ってあげるのでした。

 

一緒に歯磨きをし、沙織は出社。

 

会社で光のSNSをチェックすると、

光はスイーツと一緒に自撮りをした写真を投稿していました。

 

「スイーツを撮る暇あったら、働けニート

。これ俳句じゃない?字余りだし。」

と独り言を言いながらも楽しげに笑う沙織。

 

隣の席の同僚が、怪訝な目で沙織を見ています。

 

帰り道、光と一緒にタピオカを楽しんだり。

 

光が「鞠」と呼ぶ、ボール遊びを一緒にしたり。

 

馴染みのもんじゃ焼き屋に、光を連れて行ったり。

 

なんだかんだで、光との生活を、沙織も満喫しているようでした。

 

そんな日が続き、ある朝。

 

「おはよ〜。」と沙織が居間への扉を開けると、

ソファに寝ているはずの光の姿がありません。

 

「どこ行ったんだ?」

 

洗面所を見ますが、そこにもいません。

 

そこに、光が烏帽子とコートを着て、外から帰って来ます。

 

「どこ行ってたの?」と問いかける沙織に、

「歌を、詠んでいた。」と答える光。

 

(夜中に歌?平安貴族は、歌を詠んで女の人を口説いていたんだっけ。

光の君ですもんね。女の人の所へは通わないとね。…ってこと?)

 

考える沙織に、「沙織殿は、今日も早いな。」と、光。

 

「仕事ですから。」

 

そう答えた沙織に、「そうか、励めよ。私は寝る。」と、

光は雅にソファへ横たわります。

怒りが積もっていく沙織。

 

(何堂々と朝帰りしちゃってんの?

居候でしょ、その上ニート。どの面下げて朝帰り?)

 

そのまま出社する沙織ですが、同僚には

「なんか疲れてる?クマできてるよ。」と心配されてしまいます。

 

「最近夜型の生活になってきちゃって。」

 

「何。何かあったの?」

 

ニヤニヤ顔の同僚を、

満更でもなさそうに「いや…」とかわします。

 

疲れた顔で仕事から、二人分の夕食を買って帰ってきた沙織。

 

しかし、またも家に光の姿はありません。

 

内心(また?)とイラつくものの、
「でもさ、光くんは彼氏でもなんでもないし、

どこで何してようが文句言える筋合いはないんだよ。

…そうは言っても、実際面倒見てるわけじゃん今。

それぐらい文句言ったっていいんじゃない?

いやいやいや、焼きもちとかそういうんじゃなくて…。

まあ、よく考えたらお金くれとか全然言わないし…。」と、

自問自答を繰り返します。

 

ひとり夕食を済ませ、テレビを見ている沙織。

 

そのまま疲れ果て、ソファで寝落ちしてしまいます。

 

突然、光に揺り起こされる沙織。

 

一瞬安心したような笑顔を見せますが、

すぐに真顔になり、

「今帰ってきたの?」と問いかけます。

 

光はそれに答えず、

テレビの中の、先日の女優を見よと言います。

 

またも涙を流す光。

 

ドン引きする沙織に、
「この女人は…尼に成り果てたのだ…!」と、

テレビ画面に嘆き寄っていく光。

 

どうやら、女優が髪を切ったことを、

 

 

尼になったと勘違いしているようでした。

 

「別に、髪が短くても尼って訳じゃないんだけど。」

 

「何、違うのか?」

 

「はい、違います。」

 

「では、沙織殿も尼ではないと?」

 

「そうです私は尼ではありません!」

 

「親切な尼僧に助けられたとばかり思っていたが、

そうなのか、沙織殿は尼ではないのか…。」

 

光はどうやら、ショートカットの沙織を尼と勘違いしていたようです。

 

それを知った沙織は、
(なぁんだ、そういうことか。

手を出してこなかったのは私を尼だと思ってたからで、

私に女としての魅力が無いわけではないんだなぁ〜。)と、

嬉しそうにソファにごろ寝します。すると光は、

 

「ならば、この慎ましき暮らしはどういうことなのだ…?」

なんだかんだと快適に暮らしているくせに、

さらっと失礼なことを言います。

 

重ねて、
「では、何故沙織殿の元へ通う男はおらぬのだ?……

ま、焦ることはない。世の中にはな、

物好きというのもいるものだからな。」

 

ついに黙り込む沙織。

冷蔵庫から勝手に牛乳を飲む光に、

沙織は静かに言い放ちます。

 

「ねえ光くん。出てってもらえるかな?」

 

光は、

「そうだな。ここは仮住まいゆえ、

ゆくゆくはそうするつもりだ。」と、

のんびり答えます。

 

そんな光に、立ち上がりつかつかと歩み寄る沙織。

 

「今すぐ。」

 

「沙織殿、戯言を…」

 

言いかける光に構わず、

腕を掴んで玄関から放り出し、

勢いよくドアを閉めてしまいます。

 

「沙織殿、いかがした?」

 

焦る光に靴を投げつけ、再びドアを閉めます。

 

廊下から聞こえる自分を呼ぶ声に、

耳を塞いで座り込んでしまう沙織…。

 

そのまま朝を迎え、光は1人街を歩いています。

 

「出て行けと言われても、一体どこへ行けばいいのか…。」

 

途方に暮れる光ですが、道中、

花や猫の置物、床屋のオブジェ、

散歩中の犬など、様々なものを写真に撮ります。

 

行き着いた先で、

川を眺めながらしんみりとつぶやき、

涙を流す光。

 

「思えば、随分遠くへ来てしまったものだな…。」

そこへ、ティッシュ配りの女性が現れ、

光にティッシュを差し出します。

 

受け取った光は、感動のあまり歌詠みが発動。

 

「袖濡らす 我に遣われし 白き紙」

その頃沙織は、すだれも開けず、

薄暗い部屋の中で座り込んでいました。

 

(どうして凹んでるんだろう。私、変だ…。)

 

そこに、スマホの通知音が響きます。

 

光が、先程撮った写真をSNSにアップしているのです。

 

(…こんな写真、SNSにアップするようなもんじゃないのに。

…そうか、光くんにとっては…。)

 

何かを感じた沙織は、

「外、寒そうだな。」と呟くのでした。

 

その頃、大量のポケットティッシュを手に彷徨う光。

 

そのうちの一枚を、風に飛ばしてしまいます。

 

「ほう…お前も行方を迷うか。」

 

遠い目をする光。

 

すると、落ちたティッシュを拾い上げてくれる手が。

 

顔を上げると、そこには沙織の姿がありました。

 

「何故、私の居場所が…?」

 

「これ」

 

沙織はスマートフォンを見せます。

 

SNSの写真を辿って、光を迎えに来たのでした。

 

くしゃみをする光に、沙織は自分のマフラーを巻いてあげます。

 

「うちに帰ろう、光くん。」

 

その言葉に、光は安心したように笑顔になるのでした。

 

帰り道、二人は静かに会話します。

 

「ほんとに帰っちゃうかと思って心配だった。」

 

「そうして欲しいのではなかったか?」

 

「そうだけど。そうなったらもっとちゃんと、お別れとか…。」

 

「私も帰りたいよ。その術すら分からぬ…。頼れるのは…」

 

真っ直ぐ沙織を見つめる光。

 

「沙織殿、そなただけだ。」

 

「光くん…。」

 

二人の間に、いい感じの空気が流れますが…

 

「うわ危な!今流されるとこだったよ」

 

ハッと我に返る沙織。

 

「ルール決めよ!」

沙織は、光を家に置いておくにあたって、

ルールを決めることにしました。留宇流

 

1.朝帰り禁止(男女の関係の人がいるなら、

真面目に付き合った上で、その人の家に住むこと)

 

2.自分のお菓子代は自分で稼ぐこと

 

光は仰天し、

「如何様にすれば?!」と目を剥きます。

 

「働くの!バイトでもなんでもして。

今あなた、立派なニートだからね?」

 

思わず「仁井…」と変換する光を、

「今そういうのいらない」とバッサリ切り捨てる沙織。

 

「相分かった!」と意気込む光に、

沙織は不安になりつつも、

(ま、いっか…)とどこか嬉しげです。

 

翌日。

 

会社で光のSNSを見ると、

【朝までカラオケ】というコメントと共に、

おばさん達に囲まれてカラオケボックスにいる光の写真が。

 

沙織の脳裏に、

「歌を詠んでいた」と朝帰りした光が思い出されます。

 

「ええ、歌ってそっち?!」

 

帰ってから光にそのことを尋ねると、

「歌合というから行ってみたら、

こちらの歌合は随分と様式が変わっていた。

一つの歌がやたら長いのだ…。」と困惑する光。

 

思わず笑ってしまった沙織に、

光はお金の入った巾着袋を見せます。

 

「何それ、もらったの?」

 

「菓子のみにてよいと言ったのだが、

皆がそれでは気が済まぬと言ってな…。」

 

袋の中を見て、

「ほんとに自分の食い扶持稼いできたよ…」と、沙織は笑います。

 

「次は中将殿も連れてくるように、と言われてな。」

 

「おばちゃんたち、光くんのこと何だと思ってるんだろうね。

てか、中将殿って頭中将…?光源氏のライバルでしょ?

私も会ってみたいかも!」

 

源氏物語の登場人物に、興味津々の沙織。

 

「光くんとは全然タイプが違う、セクシー系イケメンなんでしょ?」

 

「セクシー系とは…?」

 

「頭中将の見た目がどうなのかってこと。」

 

「中将殿か…。今頃どうしているのであろうな。」

 

光が中将の名前を呼んだ、その頃。

 

光が現世に現れる時に歩いていたような薄暗い道を、

頭中将が従者と共に歩いています。

「それにしても、須磨は遠いの…。」

 

闇の中、頭中将が呟くのであった。

『いいね光源氏くん』第2話の感想

 

第1話から既に、沙織役の伊藤沙莉さん・光役の千葉雄大さんの好演により、

大反響を呼んでいた「いいね!光源氏くん」

第2話も、変わらず雅でニートなのに憎めない千葉さん、

ツッコミの切れ味が更に増した伊藤さんが見られましたね!(笑)

 

1.今回の平安言葉

キャバ(キャバクラ)→伽婆

モラル→藻羅琉

沙織もドン引きしていましたが、

心のままにあちこちの女性に手を出し、

悪気の全くない光のモラルは、

現代人の女性から見ればまさに「藻」屑のようなものですね(笑)

ニート→仁井…
「今そういうのいらない」と、

「ニー」までの変換で沙織にバッサリ切られる光。

 

今回は沙織に生まれた嫉妬のような感情と、

光のあまりの無神経さから喧嘩をしてしまいましたが、

それによってどこか沙織も吹っ切れたようです。

 

まさかの光の平安言葉をぶった切り!(笑)

 

2.今回の歌詠み

俳句も合わせると、

今回はかなりの歌の数でしたね。

 

メインの一句はこちらのようです。

【ドラマ】

封じられ 板の隔てに 遠き君叶わぬ恋と なほも恋しき

(閉じ込められて板にはばまれ届かない遠い人が、叶わぬ恋ゆえになお恋しく思われる)

【原作】

囚われの 板に触れども 艶やかな見初めし君を 抱けざる世は

(薄い1枚の板に閉じ込められ、囚われの身となった君を見初めてしまった。

この手に抱くことができないとは、なんという世なのだろう)

 

ちなみに原作では、沙織が用意した「実写版 光源氏」の

映画の中の女優に惚れ、ファンレターと称して何通も歌を送り付けていました(笑)

 

3.公式Twitterがドラマと連動!

光が沙織に追い出され、

街を転々と歩きながらツイートしていた写真。

 

なんと、実際のNHKによる光源氏くん公式アカウントで、

ドラマの放送と連動し、リアルタイム(利亜鯛)で更新されていたのです!

 

沙織は実際に、これらのツイートを見て

光の居場所を突き止めます。

 

リアタイしながらこのツイートを見ていれば、

光くんを追いかける沙織の目線を味わうことができますね…

 

なんだかキュンとします(笑)

 

今後も同じような試みがあるかもしれません。

 

公式アカウントをフォローしながらドラマを視聴したいですね!

 

『いいね光源氏くん』第2話で使用されている小道具

第1絵巻でも沙織の会社の机上に

ぬいぐるみが積み上げられていましたが、

第2話では沙織の自宅、ソファに置いてあるのも確認できました。

 

沙織の務める会社は、

大人気ぬいぐるみシリーズ「ねむねむアニマルズ」を生み出した

株式会社りぶはあと(公式サイトはコチラ)というドラマ上の設定なのですね。

 

沙織のソファで登場したぬいぐるみはこちら!

ジンベエザメの「ジンベエさん」でした。

 

私もシロクマの「ラッキーくん」を実際に持っていますが、

もちもちで抱き枕にぴったりです。

 

沙織家とお揃いのジンベエさんも、ぜひ手に入れたいですね♪

『いいね光源氏くん』第3話の見どころ

 

予告動画は、NHK公式サイト(公式サイトはコチラ)からご覧いただけます。

 

甘いものを食べすぎて、太ってしまった光。

 

沙織と一緒にまさかのダイエット…

というほのぼの話から始まり…と思いきや・・・

予告の終盤で、

トラックに轢かれそうになった沙織のところに、

光が飛び出してくるシーンが?!

 

光と沙織の運命はいかに…

 

二人の無事が気になるところですね。

 

ドラマ『いいね!光源氏くん』の見逃し動画は?

U-NEXT

 

ドラマ『いいね!光源氏くん』の見逃し動画は、

U-NEXTで「NHKまるごと見放題パック」を

契約すれば無料お試し期間で見放題になります。

 

U-NEXT公式ページはこちらから

 

また原作の「いいね! 光源氏くん」はまんが王国にて

読むことができます。

 

まんが王国公式ページはコチラ

 

iinehikarugennzikunn-season2
最新情報をチェックしよう!